地元の人に案内してもらうタイ旅行
どうもmegayaです。
友人のYくんの友達がタイにいるので、タイ旅行の3日目は案内してもらって行動しました。
お昼は修行で、夜は貴族の気持ちが味わえるというギャップのある一日でした。
タイの人たちの地元の空気感も味わえたし、人生の勝ち組みの気持ちが味わえるディナークルーズも体験できたし、総合すると一日良かった。
ただ、お昼は正直言って「え?タイに何しにきたんだっけ?」と悩むレベルに辛かった。
Tシャツ作りは本当に修行だった。悟り開けるレベルだったよ。
今までのタイ旅行記はこちら
ホテルのプールに行ってみる
3泊4日のタイ旅行も、3日目ということでいよいよ終盤。
終盤ともなると、僕が朝からブリーフ一丁で登場しても、誰も何も言いません。
もう空気と一緒です。
ブリーフ一枚の男がいるのに何も言わない空間って、今思うと怖い。
今日の服装はこんな感じです。
この格好で外に出て観光地に行くと考えると、もうブリーフだけで外に出て行った方がマシなんじゃないかと思う。
(この服装の理由は下記に書いてあります)
Yくんのタイの友だちがお昼頃に来るらしく、時間があるので、ホテルのプールに行ってみることに。
んんーーーーーーー
最高!!!!!!
めっちゃリラックス出来る!!!
もうね、本当にチャトリウムホテル良すぎる!!
設備最高だよ!
プールで寝そべるのは最高だったんだけど、ハリウッドスターみたいな家族が僕を見てぎょっとしてましたよ。やっぱりこの服装って万国共通でダサいのか。
タイの友人と合流
お昼ころにYくんのタイの友人であるダナイさんと合流。
ダナイさんは彼女を連れて来ていたので、今日は僕らと合わせて5人で行動するようだ。
ダナイさんは車でホテルまで来てくれ、僕らはそれに乗って移動させてくれるとのこと。車で移動できるのは助かる、ありがたい!!
とりあえず最初は物作りをタイで体験させてもらえるらしい。
すげー楽しみ!!
ちなみに移動中の車内で、僕らがピーターというタイ人にボッタクリをされた話をしたら、
「ピーターなんて名前が、タイ人にいるわけない!!」
と言われ、全否定&大笑いされました。
やっぱりピーターは名前も含めて全てが嘘のクソ野郎だったんだな。
地元感あふれるthe salaya moal(サラヤモール)へ
ということではじめは、the salaya moal(サラヤモール)というワークショップが体験できる施設があるので、そこまで車で移動。
The Salaya Mall เดอะศาลายามอลล์ แหล่งช้อปชิลแนวใหม่
ショッピングモール的な感じの施設だった。
イメージ的には、「田舎のイオン」みたいな感じを想像してもらうとわかりやすいかも。
salaya moalはお祭りなどの催事に使われることもあるらしく、鬼の仮面や踊りの衣装などが展示してあった。
赤いお面が鬼で、青が神様で、それぞれのお面を被って戦う演舞をお祭りの時にやるとのこと。
他に羊の置物が置いてあったんだけど、完全に薬物に手を出してる顔だったので、「このショッピングモール本当に大丈夫なのか?」と、一気に不安になった。
これ子供見せて「薬物やるとこうなるよ!!」と心に恐怖を植え付けるのには良いかもしれない。
タイでTシャツ作りをやってみる
今回はsalaya moal内のとある施設でTシャツ作りを体験する。
開放的なアトリエのような作業場所に案内された。
ここからの作業は僕ら3人だけで行うらしく、ダナイさんは彼女とどっか行った。例のごとくリア充は爆発すれば良いと思う。
完成系のTシャツはこんな感じらしい。
ええ、、、思ったよりもクオリティ高い、、、
僕ら3人とも美術の成績3以上取ったことないですよ?
これ見た時に僕らは目を合わせた。
みんな同じことを思った。
「完成まで何時間かかるんだ、、、?」
夜はディナークルーズがあるので、最大でも作業は4時間くらいしか出来ない。
こんなクオリティ高いもの数時間で出来るの?
そんな不安をよそにTシャツ作りは始まった。
メガネをかけている人が先生で、僕らに作業を教えてくれる。
作業的には、以下のような流れになる。
- 自分でTシャツにしたい絵の型紙を選ぶ
- 選んだ型をTシャツに線だけ写していく
- 写した線に色をつけていく(ぬりえのような感じ)
なんか、、、思ってたより地味だ!!!
ワークショップというから、もっと色んな器具とか使うかと思ったら地味だ!!
まあそんな文句を言っても始まらない。来てるからには楽しんで作業をしよう。
まずはTシャツの型を選ぶ。
次にTシャツに絵の線を写していく作業なんだけど、これが本当に作業的に地味で辛い。
Tシャツの上に型紙を載せて、鉛筆のようなものでひたすら型紙の線をなぞっていくだけ。
もうね、ただただそれだけの作業。本当に地味。
(ペンで上からなぞってTシャツに線をつける)
本当にひたすらゴリゴリと線をなぞっていくだけ。
しかもめちゃくちゃ時間がかかる。
どのくらい時間がかかるかというと、下記の画像の1パーツを書き終えるのにさえ10分弱くらいかかる。
これあれだろ、全部終わるのに3日くらいかかるだろ。
本当にひたすらなぞって書く。
最初はみんなで話しながらやってたけど、細かい作業なのでだんだんと黙って作業するようになる。
(絵がすごく細かい)
黙々と作業するうちに、ある一つの気持ちが芽生えてきた。
みんな気持ちは一つだった。
これ、、、
本当にタイでやる必要あるのか、、、?
1時間くらい鉛筆でなぞるだけの作業をしているので、正直もう飽きてきた。
何しにタイに来ているのかわからなくなってきた。
これもはや修行だ。苦行だろ。
タイの和菓子を食べてみよう
作業があまりにも終わらない上に地味だったので、ダナイさんもそれを見かね、一旦べつの体験をさせてくれることになった。
僕らが別のとこに行っているときは、先生やアトリエにいた人達が作業を進めておいてくれるとのこと。
助かった、、、作業が終わらなすぎて、賽の河原で石積むレベルに先が見えなかったよ、、、
ということで、Tシャツ作りのアトリエから3つくらい隣の建物に移動。
ここではタイのお菓子を作っている。
オレンジ色のペースト状のものを、型にはめて整形して、花のような形にするようだ。
完成形は下の画像のようになるらしい。
なるほど、日本の和菓子のような感じみたいだ。
食べさせてもらったんだけど、ねっとりとしていて甘い。美味しい!
日本で言えば、あんこに近いかもしれない。
美味しかったので、アローイ(タイ語で美味しい)と連呼して3人で踊ったら、和菓子職人の人たちにめちゃくちゃ笑われた。
日本人は美味しいものを食べると、踊る人種だと思われていないことを祈る。
作業は無視してお昼ご飯を食べよう
ダナイさんに「作業に戻るか?お昼ご飯にするか?」という話をされたので、僕らは当然お昼ご飯にすることにした。
僕らがお昼で時間を潰している間に、Tシャツ作りが終わっていてほしい、、、
ということでお昼はトムヤムクンを食べる。
これがまあ辛い、、、さすが本場。
そしてこちらがタイではよく飲まれるらしい、菊ジュース。
これがトムヤムクンと違い激甘い。
ガムシロップそのまま飲んでるんじゃね?ってくらい甘い。
(あとで知ったんだけど、本当は水で薄めるらしい)
だから食事中は、
トムヤムクン食べる
↓
辛い
↓
飲み物欲しい
↓
菊ジュース飲む
↓
激甘い
↓
口直し欲しい
↓
トムヤムクン食べる
↓
(永久ループ)
という謎の罠にハマってた。
ダナイさんにお店を案内してもらった手前、菊ジュースも残すに残せなかったので必死に飲みましたよ。
タイのガチャガチャをやってみる
まだ作業に戻りたくなかった僕らは、ガチャガチャを見つけたのでやってみることにした。
料金は10バーツ(30円くらい)だった。
出てきたのは青いはしご車と、
小学生の時に手作りするようなビーズの指輪だった。
あまりにもいらなかったので、こっそりダナイさんの車に捨てて置いてきた。
置いてきたことは、未だに誰にも話していない秘密。
タイのガチャガチャは、ビックリするくらいガッカリすることだけはわかった。
Tシャツ作りの作業再開
お昼ご飯を食べ終わった僕らは、おそるおそるアトリエにもどった。
作業終わっててくれ!!もう鉛筆で作業するのは嫌だ、、、、
そう思って見てみると、、、
おおおお!!
キレイにうつし終わってる、よかった!
あとは色塗りだけだから、作業もほぼ終りだよ!!
とか思ってたけど、こっからの色塗り作業も時間がかかる作業だった。
むしろ線を引くより、時間かかった。
僕らは最早どこにいるのか、何が目的でやっているのかもわからないまま、ひたすら作業を続けた。
本当にこの時間は、「タイにいる」っていう感覚忘れる程に、作業に没頭していた。
(終わらなすぎて先生にも協力してもらった)
やっと完成
結局、
- Tシャツに線を移す作業:1時間
- 色をぬる作業:3時間
で合計4時間もかかった、、、、
だけど、ようやく完成した!!
正直言って作業中は、
「なんでここに来たんだ」
「社会の歯車にはなりたくない」
「俺らは働きアリじゃない人間だ!人権がある!」
などと文句を言っていたものの、終わった時は達成感が半端なかった。
もう途中は、カイジの地下労働施設かと思った。ペリカもらってキンキンに冷えたビール飲みたい。
でも完成したときはめっちゃくちゃうれしかった。
というか時間かかりすぎて、終わった時にアトリエにいた人全員から拍手喝采でしたよ。
うれしくなってみんなで記念撮影。
結局3人とも文句は言っていたものの、愛着が湧きこの日はずっとTシャツ着てた。
いやーしかし、アトリエの人達はみんな良い人だった。
言葉は全然通じないけど、みんなフレンドリーで地元感あってすごい楽しかった。
豪華すぎるディナークルーズへ
苦行を終えたあとは、ディナークルーズへ。
車から降り、港について船を見て焦った。豪華すぎない、、、?
え?あれに乗るの?
俺ら、さっき自作したTシャツ着たままなんだけど大丈夫?
タキシードとか必要なレベルじゃない?
もうね、内装はめちゃくちゃ豪華だし、食べ物は美味しいし、何より景色が最高だった。
船にはステージがあってバンドの生演奏や、タイの伝統演舞などもやっていた。演奏中は色んな国の人たちが入り混じって踊ったりして、普段味わえない経験が満載。
人生の勝ち組みの気持ちを味わえるような時間でしたよ。
(船からはライトアップされたワット・ポーも見える)
Tシャツ作りから解放されたこともあり、嬉しさのあまりこの顔。
「汚い笑顔」を代名詞するような顔。これが人生の勝ち組みの顔ならば、僕は人生を辞めます。
一つだけこのディナークルーズで不満を上げるとすれば、かなり低い橋の下を通ること。
立っていると、頭に当たるレベルに低い橋の下を船が通る。
普通に生命の危機を感じる。これまじで怖かった、、、
フラワーマーケットへ
ディナークルーズが終わった後は、フラワーマーケットへ行くことに。
フラワーマーケットとは、大量に花が売られている通りで、タイにはいくつもあるらしい。
花を売っているお店が、通路にずらりと一面に並ぶ。
フラワーマーケットでは菊の花が大量に売られていた。
やっぱり仏教の国だからなのかなーと思う。
(袋詰めされた大量の菊の花)
バラとかもめちゃくちゃ安価に売っていて、新聞紙にくるまれた一束が400円しないくらいで売っている。
日本で買ったら10倍くらいするんじゃないかな。
案内をしてもらって
ということで、この日は、Tシャツ作り→ディナークルーズ→フラワーマーケットと案内してもらった。
一日現地の人に案内してもらって、ガイドブックには載ってないような場所に行けてよかった。
Tシャツ作りは辛かった、、、
だけど、作業しているときに、アトリエの人たちに話かけられたり、お菓子を作って持ってきてくれたりと、かなり歓迎してくれた。
アトリエの人達がかなり自由な感じだったから、「ワークショップしてる」というより、「友達の家に行って作業してる」っていう感覚に近かった。
これもタイの国柄なのかなと思った。
ディナークルーズもすごい楽しかったし、フラワーマーケットも自分たちだと行こうと思わない場所なので行けてよかった。
また次行ったときはべつの場所に案内してもらいたい。
(Tシャツ作り以外のところに)
最後にもらったお土産で苦しむ
フラワーマーケットで、最後にYくんがダナイさんに薦められて、お土産を買ってもらっていた。
マンゴーライスというらしく、ご飯の上にマンゴーがのっており、それの上にココナッツミルクをかけて食べる。タイではよく食べられるものらしい。
甘いもの+ご飯というものなので「おはぎ」の感覚に近いのかもしれない。
これが本当にまずかった。Yくんは、
「案内してもらった上に、買ってもらったんだから食べないと、、、」
と必死に食べていた。
昼のTシャツ作りに続き、夜も苦行を味わうことになっていた。
僕は、そんなYくんを尻目に、眠かったのですぐに寝ることした。
がんばれYくん。僕は疲れたから寝る!!
Twitterもやっています
都会から来た女の子がバスに乗ってたときの会話
— megaya (@megaya0403) 2017年9月30日
「あの家かなり古いね」
「人住んでるのかな?」
「あそこまで行くと文化遺産だよね」
「網戸も開かなそうだよね」
「あっちもけっこうボロボロだねー!笑」
僕(やめてくれ、、、あれは俺の親戚の家だ、、、)
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