megayaのブログ

自由に書いてます。エンジニア系のこともたまに。仕事でライターとエンジニアやっています

会社の昼休み1時間で遊びに行ってみる〜メイド喫茶 編

会社の休憩時間を最高に楽しもう

 

会社の休み時間に限界はない。

1時間という時間があればご飯や昼寝だけでなく何をしてもいいはすだ。カラオケに行こうがボーリングに行こうが先輩や上司には関係ない話なのだ。つまり昼休みは俺が社長だ!!!(会社の人が見てないことを願う)

 

カラオケ
ボーリング
漫画喫茶
バッティングセンター
ダーツ
ビリヤード
ゲームセンター
メイド喫茶
キャバクラ

 

上記のことは何をやっても良いはず。

今回でこの企画は2回目となるのだが、前回はカラオケに行ってみた。これが実に良かった…!

 

www.megaya.net
(↑前回の記事)

 

歌ってもいいし、眠ってもいい個室が500円以内でが得られるって最高じゃない?しかも昼ごはんも食べれるし、ドリンクバーもあるし!

 

ただ前回指摘されたんだけど会社のお昼休みにカラオケに行っている人って、僕以外にもけっこういるみたいだった。なので今回はまったく予測がつかない場所に行くことにした。

 

会社の休憩中にまったく行かないような場所…それは「メイド喫茶」だ!!

 

会社の休憩中にカラオケや漫画喫茶に行く人はいるだろう。しかしメイド喫茶に行く人はかなりの少数派のはずだ。

メイド喫茶に行くのが多数派だった場合、僕の人生は一気に世にも奇妙なものに変わる。たららららーん、たらららーん♪(タモさん登場)

 

ということで、第二弾は会社の休み時間をつかってメイド喫茶に行ってみることにした。

 

会社のお昼休みにメイド喫茶に行ってみた

 

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メイド喫茶に着いたのは12時ごろ。僕はメイド喫茶に行くのは初めてではないので、なんとなくどんな流れでサービスが進んでいくのか把握している。

会話→食事→会話→2ショットチェキのような形で時間を過ごすだけなので、1時間の会社の休憩でちょうどいいはず。

 

 

 

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今回行ったのは会社からも近い、渋谷センター街付近にあるめいどりーみんだ。

めいどりーみんは東京・大阪・名古屋そして九州にも店舗があり、さらに海外店舗もあるほどメイド喫茶の中ではかなりの大手である。

 

あとお金がりーみんという単位である。そこからもわかるように、めいどりーみんは独自国家を築いている。

よもやこのビルの一室に国が建設されているとは誰も思わないだろう。会社の休憩時間に海外旅行が出来るなんて夢のようだ。

 

 

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しかし、簡単にこの国に入ることはできない。会社の休み時間というのは恐ろしいプレッシャーという名の洗礼があるのだ。路上でメイド喫茶の看板の写真を撮っていると周りからの視線が痛く感じる。

 

「あいつ平日の昼間にメイド喫茶入ろうとしているぜ?w」
「はぁ…俺らがスーツで頑張っているときに良いご身分だな、クズかよ」

 

そんな声が背後から聞こえてくるような気がした。

 

 

 

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www.youtube.com

 

 

渋谷のめいどりーみんは「電脳喫茶☆電脳酒場」として、テクノロジー集団であるチームラボの協力でデザインがされている。店内は電飾も含めて派手でシャレた内装になっている。

 

 

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めいどりーみんという名の国家に足を踏み入れると驚く事態に直面した。だ…だれもいねぇ……!!

平日の12時という時間のせいもあってか、20人以上は入るであろう店内には、僕だけしかいないのである。メイドは4人もいるのに客は僕だけだ。マンツーマン接客どころの話ではない。仮にメイドがフォーマンセルで僕を襲ってきたら流石に勝てないかもしれない。

 

とにかく客が一人ということで緊張感がものすごい。4人のメイド全員に見られている気がする。自分の一挙手一投足に気をつけながら、席を案内してくれたメイドさんに説明を受ける。

 

 

 

 

案内してくれたメイドさんはまだ新人らしく、説明も慣れてないような雰囲気であったが可愛いかった。学校でちょっとやさしくされたら絶対に好きになってた。というかすでにもう好きになりかけている。

 

めいどりーみんに入ると、まずは入国のための儀式がある。ロウソク風のライトがあり、それにメイドさんが息を吹きかけると消え「ご主人様!入国でーす!」とメイドさんが言う。そしてそれに合わせて周りにいる他のメイドさん達が一斉に「ご主人様おかえりなさいませ♪」というのである。

 

これがめちゃくちゃ恥ずかしい…!!
何が恥ずかしいって、客が僕だけなのが逆に耐えられない。誰かがいてくれた方がまだマシだ。誰か笑ってくれ。幼稚園のお遊戯会に大人が一人で混じっているような気恥ずかしさがある。

いつもの僕であればこの状況を全力で楽しめているのだが「会社の休み時間」ということもあるのか、どうも「メイド喫茶を楽しむ」ように頭が切り替えられていないように感じる。まさか会社の休み時間にこんな弊害があったとは…!

 

 

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説明を受けていると「めいどりーみんではお客がメイドさんに触ったり、勝手に写真を撮ってしまうとメイドさんが溶けてしまうんですよ!」という恐ろしすぎるルールが存在していることを聞いた。闇遊戯と闇のゲームでもやっているのかな?


そこでひとつ疑問に思った。メイド喫茶では2ショットチェキを一緒に撮ることができるはずだ。そこで、

「お金払ってチェキ撮るときは大丈夫なの?溶けないの?」

と聞いてみると、僕に説明をしてくれた新人のメイドの子が「へへ、お金の力ってすごいですね」と夢のような話は一切なく、メイドさんから資本主義の現実を教えてもらう結果となった。世の中やはり金だ。金さえあればメイドが溶ける心配 はない。

 

 

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メニューは色々と迷ったがやはりここはやはり全力で楽しむために、超ハピネスセットという一番良いセットを選んだ。会社の休み時間を漫然とすごすのでなく、全力で良いものにする気持ちがこの企画には重要なのだ。

 

メニューを頼み終えると少しずつお客が入り初めてきた。常連客のような男性、大学生のような女性2人組、外国人のカップルなど客層は様々だ。

 

 

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めいどりーみんでは女の子がずっとついているわけではなく、ウロウロしているメイドさんが数分にわけて何回か話しかけてくれる。

 

「メイド喫茶は初めてですか?」
「私アイドル好きなんですよ!乃木坂の〇〇って子が〜」
「メイド喫茶楽しいですよ!」

 

他愛もない会話が続く。女の子とくだらないなんでもない話をするというのはやはり良い。仕事で疲れた心が癒やされる…!

 

ただ僕が「実は今日は会社の休み時間にここに来ていて〜」と言ったら、その子に一瞬だけ怪訝な表情をされた気がした。

なぜそのような顔をされたのかその時はわからなかったが、よくよく考えたら「会社の休み時間に来ているって絶対ウソだろ、こいつニートだろ、クソが」と思われていた線もある。メイド喫茶にいるときにそれに気づかなくてよかった…

 

 

 

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そんな被害妄想に駆られていると、ようやくオムライスが運ばれてきた。メイドさんが「絵を描いてあげますよ!私得意なんですよ」と言ったので話の流れで似顔絵を描いてもらった。

 

書いている途中で「お兄さんアイドルオタクっぽいですよね!アイドル好きそうな顔ですもんね!」という、悪口とも言えないし反論すると大多数を敵に回しかねない微妙な評価をもらった。

似顔絵が完成してもそれが引っかかって何ひとつ喜べなかった。多分この子は正直で良い子なんだろう。そうだろう。きっとそうだ。そう思わないとやってられない。

 

 

 

 

そしてオムライスを食べる前にやはりあれをやる。「萌え萌えきゅん」だ。これはもちろんメイドさんに「さあ一緒にやってください!」と言われる。

こういうのは恥ずかしがったら逆にもっと恥ずかしいのである。ということでメイドさんに合わせて手でハートを作り萌えをオムライスに注入する。(よくよく考えたら自分が食べる食事に自分の萌を注入するって気持ち悪いよね。しかもその排泄した萌を摂取するわけだから、自分のうんこ食べるようなものだよね)

 

僕が萌え萌えきゅんをやっている後ろで、あとから来た外国人が小声で「わ~お」と言っているのが聞こえた。さっき「一人の方が恥ずかしい。誰か笑ってくれ」って書いたけど、やっぱり笑わないでくれ。恥ずかしいものは恥ずかしいわ。

 

 

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ただオムライスは思ってたよりもかなり美味かった。さすが業界大手のめいどりーみんだけあって、食事はしっかりしていた。それともこれが萌え萌えきゅんした効果なのかもしれない。

 

やっと心も落ち着いてきて、ゆっくりとオムライスを食べているとあることに気づいた。ここまで30分以上もかかっている。思った倍以上の時間がかかっている。会社の休憩時間は約1時間。その間に帰らなければならない。このあとにパフェも来る。急いで食べなければ…!

とりあえず残ったオムライスは急いですべて食べ、すぐにメイドさんにパフェを注文した。

 

 

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予想以上にでかい…!!

今さらながらにけっこうきつい。オムライスのあとにパフェって育ち盛りの10代かよ。「可愛いー!!」と言いたいところだが、もはやモンスターだ。ピンクの悪魔だ。

 

お腹もいっぱいになって来ているが、何より時間に余裕がない。急いで食べなければいけない。しかし、僕がスプーンに手をかけるとメイドさんが、話しかけてきた

 

「じゃあ一緒にまたお願いしますね!!」


忘れていた!!
再びの萌え萌えきゅんタイム。かなりのロスだ。萌えきゅんロスだ。

 

 

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(メイドさんに写真を撮ってもらうの大丈夫らしい。手と手が触れてメイドさんが溶ける事態にならなくてよかった)

 

もうここからはひたすら孤独にパフェを黙々と食べる。チームラボが作った可愛い部屋に、可愛いパフェ、周りには可愛いメイドさん、そして黙々とパフェを食べる27歳の彼女いない独身男性。なんだこれ。本当の孤独のグルメってこういうことだろ。

 

全力でパフェを食べ終えたが、いよいよ時間がやばい。もうすでに休憩時間である1時間は過ぎようとしている。会社までは急げば5分で着く。10分くらいは誤差だ。お会計しよう。急げ急げ!!

 

 

 

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「じゃあ最後にチェキ撮りましょう!」


あああああ!そうか忘れてた、2ショットチェキがあるのか!!

断ることもできるが、せっかくお金を払ったのだからやはり撮るべきだ。急いで場所に移動して、撮ってもらう。カシャリ

 

 

 

 

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「あっフィルム切れてました☆」

 

あああああああ!いやいや、可愛いけども!萌えポイントだけども!完全にそういうのツボだけれども!!!まあでもたいしたロスじゃない。いいよ、いいよ。その笑顔が見れただけでも最高です。カシャリ

 

 

 

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「じゃあ、落書きしますね!ちょっと待っててください!」

あああああああああ!そうか!そうだよね!!落書きはあるよね!!チェキの基本だよね!!!

まあでもこれで会社に戻れる…急がなくては…

 

 

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「お会計 4200円になります」

うああああああああああああああ!!予想以上にかかる!!!会社のお昼で4000円超えるって!!!寿司でも鰻でも食えるよーーー!!!!!

 

ということで汗だくになりながらダッシュで会社に戻った。結局は30分くらい余裕でオーバーしていたし、財布はすっからかんになっていた。辛い。やはりめいどりーみんという外国の魔力なのかもしれない。恐ろしい。何が恐ろしいってまた行きたいって思っている自分がいることだ。

 

 

会社の昼休みにメイド喫茶にいってみて

 

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メイド喫茶って楽しいんだけどね!楽しいんだけどね!!
ただ時間が気になって落ち着かないし、途中で「あれ?俺こんなことやってて良いのか?」という不安にもかられた。


あとパフェと食事とチェキのセットは欲張りすぎたなぁ…値段が予想以上に高かった。もしかしたら普通に安い食事だけなら、メイド喫茶でももっと落ち着いて過ごせたかもしれない。

 

 

 

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時間もお金もそこそこかかるので、やはり採点は厳しく4点だ。ただ僕がメイド喫茶のようなお店は好きなので、かなり採点は甘くなっていると思う。

 

お金もけっこうかかるし会社の休み時間にメイド喫茶は気軽に行けるものじゃない。なんで富豪しかメイドを雇うことができないかよくわかった。やっぱりメイドさんが言っていたように世の中は金だ。金持ちになって溶けないメイドを雇おう。人生に新たな目標が出来た。

 

 

 

 

 

 

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