女の子の部屋にいって、ただ単にキャッキャ言いながら遊びたい
誰しもが持っている欲望だと思う。テレビゲームをやったり、ボードゲームをやったり、ただただくだらない話をずっとしていたい。
友達が多かったりモテる人は、LINE一つでそれをすぐに実現可能だろう。だけれど、僕にはそんな人脈など皆無なので、ただただ指を加えていることしか出来ない。
しかし、そんな僕の夢を叶えてくれるお店が秋葉原にはあったのだ。あきば女子寮は、そんな「女子とただ遊ぶだけ」の時間を提供してくれる夢のようなお店なのだ。
今日はそんな「女の子とただ遊びだけのお店」であるあきば女子寮を紹介したい。
あきば女子寮に行ってみた
友人と秋葉原に行ったときに「変わったメイド喫茶に行きたい」という話になった。僕も友人も久しく女の子と遊んでいなかったので、女の子とキャッキャするという欲求が積もりに積もっていたのである。
そこで色々と秋葉原の変わったお店を検索してみたところ、あきば女子寮がヒットした。
秋葉原にあるメイド喫茶は普通の喫茶店のような体系なので、他のお客さんもいる中で接客を受けることになる。そのため「萌え萌えきゅん」と始まる周りの目が気になって冥途に行きたくなるほど恥ずかしくなるのである。
しかし、あきば女子寮はそんなメイド喫茶のようなお店とは違い、半個室のような状態で遊ぶことができるのだ。周りの目を気にせず女の子と遊べるのである。
(【フリー素材】「女の子の部屋」漫画/神楽 [pixiv])
あきば女子寮を僕が一番推す理由は「女の子の部屋に入った」感覚を擬似で体験できるからだ。女の子の部屋がリアルに再現されていてクオリティが高いのである。
お店の中に入ると、広い部屋にカーテンで区切られた半個室が4つほどある。そしていずれの部屋にも、テレビや人形、タンス、そしてこたつなども並んでおり、上記の画像のように本当に女子の部屋のようになっているのだ。
そもそも、あきば女子寮のコンセプトとして、「女子寮に忍び込んで一緒に遊ぶ」というような設定があるので、女子の部屋を完全に再現しているようだ。どこのエロゲの設定だよ。
しかし、人形の置き方や日常で使いそうな雑貨がその辺に置いてあるなど、部屋の作りがリアル。本当に誰かがここに住んでると言われても納得できる。区切りはカーテンで薄いものの、「女子の部屋に来ている」という疑似感覚が楽しめる。ある意味でVRだ。
そして女の子がパジャマ風の格好をして、スリッパで歩いているののもリアリティがあって良い。家でしか見れないようなだらしない格好が見られるのはなんだが得した気分になる。
システムは上記のようになっていて、2000円弱〜7500円とかなり幅広い。
遊ぶものも充実していて、トランプなどのカードゲーム、ボードゲーム、なんとテレビゲームまで出来る。部屋にはwiiとPS2が置いてあった。女の子と家でゲームで遊ぶとか夢のシチュエーションすぎる…!!
あとはオプションでコスプレが出来たり、ひざまくらが出来たりとにかく金さえあればやりたい放題できるのである。そして食べ物なども持ち込みありらしく、より部屋に遊びに来ている感覚になれる。(食べ物を女の子にたべさせるのは禁止)
女の子は20分ずつで入れ替わりなので、盛り上がって来たところで人が変わってしまう。もちろん引き止めることも出来るが当然お金がかかる。悪魔の仕組みだ…!
僕らはその日、せっかくなのでガッツリ遊ぶことにして、4300円のスペシャルコースにした。今思えばめちゃくちゃ高いコースを選択したなと思うのだけれど、あのときは女の子の部屋に来たドキドキ感に押されて金銭感覚が狂っていたのかもしれない。
部屋の作りがリアルなので、「お店にいる」という感じがせずかなりリラックスして話すことができる。僕らはジェンガやUNOをやって盛り上がり、アイドルの話し、漫画の話し、今日は何をしていたなどの当たり障りのない話しをして存分に楽しんだ。
上辺だけの会話と、ただただ楽しいだけの中身のない至福の時間。「普通に女の子誘って遊べばいいじゃん」って思うかもしれないが、それとはまったく違うのだ。(そんな友達いないというのもあるが)
くだらない話をずっとしていても良いのだ。なにせ女の子は時間が許す限りはそれに付き合ってくれるのだから。それが許される空間なのだから。
キャバクラともまた違う。僕みたいな小市民はキャバクラのギラついた女性と何を話せば良いのかわからない。秋葉原にいそうな素朴な女の子達がこうやって付き合ってくれるのが最高なのである。
他のお店と違って「友達になった感覚」で会話することが出来る。お客と店員という感覚も他のお店に比べるとかなり薄い。
無理にテンションあげる必要もないし、つなぐ会話をしなくても良い。いつも通りの自分の感じで、ただダラダラと過ごせばいいのである。最悪何もしなくても良いのだ。
最高だ。ここがエデンだ。
女の子とただただ遊べるだけの場所なんてなかなかないから興味ある人はぜひ行ってみてほしい。「女の子とダラダラとゲームがしたい」という人にはまさにうってつけのお店だ。
そしてお会計のときに絶望して欲しい。僕らは延長した結果一人6000円を越えた。夢の世界を見るのはいつだってお金がかかるものだ。夢とは儚いものなのだ。
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