ジャーニーとモアイとめがね

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

megayaのブログ

おもしろいと思ったことを書きます。デイリーポータルZでも記事を書いてます。

仕事で書いた記事一覧

 

たまに仕事として記事も書かせてもらっています。

 

 

 

デイリーポータルZ

 

オモコロとデイリーポータルZが共同でやった「おもしろ記事大賞」という賞で「デイリーポータルZ」をもらい、記事を書かせてもらえるようになりました。

 

 

 

portal.nifty.com

 

 

portal.nifty.com

 

 

portal.nifty.com

 

 

portal.nifty.com

 

 

 

デイリーポータルZの記事は多いのでこちらから見てください↓↓

 

portal.nifty.com

 

 

 

 

 

それどこ(楽天)

 

 

srdk.rakuten.jp

 

 

 

SUUMOタウン

 

suumo.jp

 

suumo.jp

 

 

 

 

価格.comマガジン

 

 

 

kakakumag.com

 

 

kakakumag.com

 

 

SCRAP(リアル脱出ゲーム)

 

www.scrapmagazine.com

 

www.scrapmagazine.com

 

 

 

SPOT

 

travel.spot-app.jp

 

 

 

KOBIT

  

kobit.in

 

 

 

 

 

 

 

随時更新します
記事依頼ありましたらご連絡くださいませ
基本的になんでもやります、むしろやらせてください





メール

tomoya.anpan.0403@gmail.com


twitter

twitter.com

 

 

 

「はてブでバズらせる企画力とは?」という内容で人生で初めて登壇しました

デジタルマーケティング事例ナイトで発表したことを簡単にまとめておく


デジタルマーケティング事例ナイトvol.5というイベントで登壇させてもらった。クリエイターズネクストの代表である窪田(@nozomu)さんという方とたまたま繋がりがあってイベントに出させてもらえることになった。感謝しかない。


kobit.in

 

 

人生で初めて登壇したんでもう緊張しかなかった。「自分みたいな何もない人間が話して誰が聞くんだ」って気持ちがものすごくあったんだけど、結果として応募も80くらいあったみたいで本当によかった。

「はてブでのバズらせ方という内容でやってください」と窪田さんに言われたときに、「いやいやそんなものあったら僕が知りたいですよ」と思ったのだけど、僕が今まで記事を書いて感じたこととか、バズったときに感じたことを話してくれれば大丈夫とのことだったのでやらせてもらうことにした。

それにしても「はてブでバズらせる企画力とは?」とは恐れ多い…
そんな企画力と知識が欲しい。


とにもかくにも今日はそこで発表したことを、自分なりに再度まとめて必要な部分だけ書いて残して置こうと思う。


いやしかし、登壇とかイベント出演とか個人で呼ばれるの夢だったのでうれしい。

 

 

 

バズったあとに変わる世界

 

 

 

f:id:megaya0403:20170429175741p:plain

 

 

 

f:id:megaya0403:20170429175756p:plain

 

 

そりゃそうです。もし知っていたら逆に公開しません。その方法を使って超有名人になってますよ。

「はてブでバズらせる方法」って多分ネットにいっぱい転がっていると思うんだけど、ほとんどが小手先の情報で明確なものはないと思う。

それは当たり前のことで、はてブやPVなどを求めていると数字だけに目がいってしまう。だけど1はてブも1PVも人間がやっていることで、ウェブサイトの先には見ている人がいるってことを忘れがちになる。


だから恋愛のマニュアルとかと同じで、ネットの情報はあくまで万能なものじゃない。それに玉石混交であてにならないものもたくさんある。ネットの情報を拾ってそれをリライトしているだけの内容の薄い記事もたくさんある。

じゃあ今日は何をここで説明するんだって言ったら、自分が記事を書いて反響があった経験から、それを通じて何を思ったのか、何を感じたのか、なぜそれが話題になったのかを書いていきたいと思う。

あくまで「自分が感じたこと」なので結局は万能ではないけれど、例題の一つとして参考にしてもらえればと思います。

 

 

自分が書いてはてブで反響があった記事

 

portal.nifty.com

 

kakakumag.com

 

www.megaya.net

 

portal.nifty.com

 

 

「ふりかけのゆかり」を紹介しただけの記事、麻雀のプロとドンジャラで戦う記事、アイドルのプレゼン大会のレポート記事、ボードゲームの検証…とバラバラな記事でそれぞれ反響があった。特にゆかりの記事はこんなに反響があるとは思わなかった。

 

 

それぞれのSNSの特徴


本題の前に少しだけそれぞれのSNSについての特徴を書いていこうと思う。

 

 

 

f:id:megaya0403:20170429182456p:plain

 

 

それぞれ特徴があるのだけど、めちゃくちゃ簡略化すると僕はこのような形になっていると思っている。

■facebook
リアルな繋がりが多いので、役立つものやためになるものなど「人に見せて恥ずかしくないもの」がシェアされやすい。


■Twitter
ネットだけの繋がりが多いので、おもしろいものくだらないものやひと目でわかるものがバズりやすい

■はてブ
議論や共感が生まれるとものすごく伸びやすい。他のSNSにはない独自の世界がある。

 

 

facebook、Twitter、はてブにはそれぞれ違う側面のコミュニティで成り立っていると思う。facebookはリアルな繋がりや仕事上の繋がりが多いので、一番現実に近いコミュニティだと思う。

 

 

 

 

f:id:megaya0403:20170429184012p:plain

 


Twitterは一見すると横だけの繋がりにみえるけれど、インフルエンサーを頂点としたコミュニティだと思う。

これのおもしろい点はバズり方だ。例えば僕がアイドルの記事を書いてバズったとする。そうすると初めは興味があるアイドル関係者がRTしてくれることになる。しかしツイートが広がっていくと、別の業界のインフルエンサーの人がそれを見てつぶやいてくれる。そうするとその業界に一気に広まることになる。これの繰り返しで色んな業界にバズっていくのだと思う。

横だけでなく縦のコミュニティにも広がるのがTwitterのおもしろいところだと思う。

 

 

f:id:megaya0403:20170429184834p:plain

 

 

一方はてブはコミュニティがないように思われがちだけど、はてなブログと密接に関係しているので一番狭いコミュニティの側面があるかもしれない。はてなブログは「はてな村」と揶揄されることもあり、そこには独自の世界が広がっている。「はてなで有名」という人がたくさんいる。
そのため「〇〇さんが書いた記事」というのがはてブでは大事なものになってくる。Twitterとはまた違う世界でおもしろい。

 

 

はてブでバズるために大事なもの

 

 

f:id:megaya0403:20170429185035p:plain

 

 

色々な要素が絡み合っているが、僕が記事を書いたり、色々なバズった記事を読んで、はてブで大事だと感じたのは「人」、「共感」、「議論」の3つだと思う。

 

1 . 人


これはさっきも少し触れたけど、誰が書いたのは非常に大事だと思う。はてブに限ったことではないけれど、特にはてブはそういう傾向が強いと思う。はてブだとブロガー同士の強がりが強いので、「はてブしてもらっているからはてブする」というやり取りもあるので、誰が書いたのは大事だと思う。

 

2. 共感 

共感を生む記事は話題になる。というより、読んでて「わかるわー!」っていうものってつい書き込みたくなるしね。

 

omocoro.jp

 

suumo.jp

 

portal.nifty.com

 

 

色んな共感のしかたがあると思うけど、読んでいて「わかるわかる」というものや、自分の経験則から心に響いて共感できるもの、「あーなるほど!言われてみれば」と思うものまで共感にもそれぞれあると思う。

いずれにせよ共感できる記事は読んでいて気持ちが良いので個人的にすごく好き。

 

 

3. 議論

議論するものはやはりはてブで話題になりやすい傾向がある。

 

anond.hatelabo.jp

 

これはニュースにもなったしはてブも2000以上ついててかなり話題になっていた。 

 

 

はてブでなんで議論や共感が起こりやすいのかというと、ログが残りやすくて匿名に近い形だから、2ちゃんなどの掲示板の側面があるからなのかと思う。
それから書き込みも一回しか出来ないから、一人の意見では荒れにくいというのも面白い特徴だと思う。

 

 

記事への反響があって考え方が変わった

 

portal.nifty.com

  

僕の記事で一番初めに反響があったのは上記の記事。この記事を書いたときに色々と反響があったのだけど、うれしい意見がかなり多かった。

今でも「あの記事読んだことあります」と言ってもらえることがあって、本当に嬉しい限り。



 

portal.nifty.com

 

 

ボードゲームも同じような形で、ボードゲーム好きな人から「おもしろかったです」と言ってもらえてものすごくうれしかった。

またアイドルもボードゲームもそうなのだけれど、「やってみたくなった」「行ってみたくなった」というような、その界隈じゃない人たちにも読んでもらえてすごいうれしかった。

 

 

 

 

f:id:megaya0403:20170429195746p:plain

 

 

自分が上記の2つの記事を書いたときに僕が思ったのは、記事を書くというのは「世間」と「独自の世界」を「橋渡し」する側面があるんだなと感じた。

例えばマイナーな趣味をやっている人たちがいたときに、その人達にはそれを伝える方法がなかった場合に、世間に知れ渡るのに非常に時間がかかる。それの間に立って「世間」と繋げるのも仕事の一つなのだと思った。

 

 

f:id:megaya0403:20170429200240p:plain

 

 

あと記事に反響がよかったのの一つに単純に仕事が増えた。ありがたいことに色々な場所で記事を書かせてもらえるようになった。1年前までは自分のブログを書いていただけだったのに、大きく現状が変わった。

 

 

 

自分が「すごい人間」だと勘違いする


記事に反響があると悪いこともある。

「自分がおもしろい」「自分はすごいものを書いた」という勘違いするときがある。というか僕は何度も思ってしまったことがある。

 

  • 有名人になった気分になる
  • 誰もが自分を知っていると勘違いしそうになる
  • すごいおもしろいものを書いた気になる

 

けれど僕が書いている記事なんて「その業界がおもしろい」「その人がおもしろい」というだけで、僕のやっていることなんて写真を撮ってそれをまとめているだけである。今後も勘違いしないように気をつけようと思った。

 

 

 

kakakumag.com

 

 

あともちろん批判を受けることもある。上記の「【検証】麻雀のプロってドンジャラも強いの? ガチンコ対戦してみた」という記事を書いたときは、
「ヨッピーが書けばよかった」
と、ヨッピーさんという有名なライターの方とものすごく比較された。

 

 

 

この一言には救われたな…!

 

 

 

僕が感じたバズりやすいもの

 

  • 未知なるもの
  • みんな好きなもの(当たり前だと思ってて意外に誰も書かない)
  • 懐かしいもの
  • 疑問に思ってたことへの回答

 

 

色々な記事を読んだりしてて思ったのは上記の4つが話題になりやすいのかなと思った。他にもたくさんあるのだけど、話題になりやすいというよりかは僕が好きな記事の傾向だ。

その中でも特に僕が好きなのは「みんな好きなもの」を書くということだ。

 

 

portal.nifty.com

 

portal.nifty.com

 

rocketnews24.com

 

 

 

単純に好きなものを書くって読んでいて気持ちが良いし、誰も傷つかないのですごく好きだ。だから「共感」を生んではてブなどでも話題になるのだと思う。

 

 

記事が話題になれば誰かの人生のキッカケになる

 

「バズる=誰かの人生を変えるキッカケ」

というと大げさかもしれないけど、webの力って本当にすごいなと思う。書いた人もそうだけど、出ている人、関わった人、読んだ人の人生も多少なりとも変わるような力があると思う。

 

 

news.yahoo.co.jp

 

 

最近だとマストドンと立ち上げた人がドワンゴに入社していて、やっぱりwebっておもしろいなーと感じる。

そういったwebの力を少しでも上手く扱えるように、僕ももっと努力して様々な人のキッカケになるような記事を書いていきたいと思う。

 

 

 

 

登壇できてよかった

 

自分の考えをまとめるキッカケにもなったし、「登壇する」という自分の夢をかなえることができてよかった。

ただしゃべるのがうまくなかったり、僕の実力がたいしたことなかったりと実力不足が否めなかったので、もっと努力して良い記事書けるようになりたいと思った。

 

1年後にこの記事をみたときに、「あのときの俺が思っていること考えが浅いなw」と思えるようになるように頑張ろうと思う。

 

 

その他のおすすめ記事

 

 

www.megaya.net

www.megaya.net

www.megaya.net

www.megaya.net

www.megaya.net

 

【今すぐ読める】マンガの新人賞作品で心にグッと来たものを紹介する

 

www.moae.jp


モーニング
アフタヌーンイブニングが合同でやっているモアイというweb漫画サイトがあり、このサイトでは無料で読める漫画が公開されている。


公開されいてるものも色々ととあって、新連載の作品の一話目を見ることができるし、webオリジナル作品も読むことができる。もちろんどれも無料だ。


その中でも僕が大好きなのが、漫画賞の読み切り作品だ。モアイでは「ちばてつや賞」や、「モーニングゼロの月間賞」、「イブニング新人賞」などの作品が数々公開されており、おもしろい作品が山ほどある。

僕は読み切りがものすごく好きなので宝の山のようなサイト。たいていのwebサイトだと新人賞とかの作品は時間が経つと見れなくなってしまうことが多いのだけれど、モアイだとずっと公開しているからうれしい。

 

ということで、今回はモーニング・アフタヌーン・イブニングが行っている漫画賞の公開されている作品の中で、僕が特に好きなものを紹介したいと思う。

 

 

 

ODD FUTURE 

 

www.moae.jp

 

 かつてお笑い芸人を目指していた清水は、同期の芸人に借金をして姿を消した。金の使い道はなんと「アイドル」。なぜ彼は芸人の道を捨てアイドルオタクとなったのか……!?

 

この作品を教えたいがために、この記事を書こうと思ったと言っても過言ではないくらいに好き。
主人公は夢を諦めたお笑い芸人でアイドルオタクなのだけど、なぜアイドルオタクになったのか、元お笑い芸人仲間との関係、20代後半という自分の立ち位置、夢と現実の違い…などなど一話に内容がギュッと詰め込まれている。
自分が20代後半ということもあり、共感できた部分が大きくこの話が好きなのかもしれない。最後のシーンでは胸にグッと来るものがあった。

あと絵がものすごく好み。でてくるアイドルの女の子がリアルにいそうな感じで絶妙に可愛い。



twitter.com

 

 

 

 

マイソン

 

 

www.moae.jp

 

超カリスマモデル・リュウはその人気の裏で多数の女性と関係を結び、遊びまわっていた。ある日そんな彼の元に荷物が届く。その中身は、生まれて間もない赤ん坊だった。

 

性格の悪い人気モデルの家にしゃべる赤ん坊が送られてくる〜というギャグチックな内容なのだけれど、気を抜いて読んでいると思わずホロリとくる。やっぱり親子ものって良いよね。

 

 

 

おねえさんとショウタくん

 

 

www.moae.jp


 

お姉さん…
何も言わないので読んでください。

 

 

 

 

社長はパキスターニ

 

www.moae.jp

 

高校から大学までをオーストラリアで過ごしたなつみは、帰国してからの就職活動に苦労していた。ある日、パキスタン人の社長と出会い、なんやかんやで仕事の打ち合わせに同行することになったが——。

 

就職できなくて困っていたら、たまたま合った人にパキスタン人の社長を紹介される…っていうノンフィクション風の漫画。(どこまで本当の話かは謎)
勢いで一気に読めて気持いい。パキスタン人と日本人の考えの違いもわかっておもしろい。

この社長は実在する人なのかなぁ…こんな人が近くにいたら人生楽しいだろうな。

 

 

twitter.com

 

 

 

 

泣き虫とうさん

 

 

www.moae.jp

 

まもなく大学進学のため故郷・札幌を発つ主人公。彼女も一緒で前途洋々のはずが、心配事が消えない。それは頼りない父親のこと。そして父と二人で残される母親のことだった。

 

高校生くらいになると「お父さん」の存在って一気に疎ましくなるのはなんでなんだろう。特に嫌いになる理由もないし、嫌な思い出があるわけでもないのだけれど話すのが億劫になったりする。

それでも心の何処かにはひっかかっているものがあって、家族って不思議な存在なんだと思う。

そんなことを考えさせてくれたのがこの漫画。さみしい気持ちと暖かい気持ちで胸がいっぱいになる。読み切りでここまで感動させられるとは。

 

 

twitter.com

 

 

 

ぬめぬめして

 

 

www.moae.jp

 

「目玉焼きは固焼き」派の御蔭(みかげ)。研究所で吸血鬼の血を浴びた彼の嗜好に、変化が!! ぬめぬめの悲しみと愛を描いた禁断のSF!

 

 

ただ怖いだけでなく考えさせられる要素もある。現実にはありえない設定なんだけど、すごい引き込まれた。特に最後のシーンはずっと心に残っているほどゾクッとした。

 

 

 

 

36歳の女子高生

 

www.moae.jp

 

36歳のOL香織は週一度、県外まで出かけて女子高生のフリをする。奇行と知りつつやめられないのは、10年越しの彼に逃げられたから。香織の“思春期”は、今真っ盛り!

 

36歳のOLが女子高生の格好をして男子高校生と良い感じになる。っていうとんでも設定なんだけど、男子高校生のピュアな感情と、36歳のリアルな現状が入り混じっていて、どうなるのかつい最後まで読みたくなってしまう。

こんな36歳いたらたまらないなー

 

 

mikawaeco.tumblr.com

 

 

 

女王の選択

 

www.moae.jp

 

甲斐の悩みは、サラという彼女が優柔不断なところ。服も食べ物もすべて、甲斐に相談しないと決められない。だがある日、その性格の由来を甲斐は垣間見ることになる——! 

 

おもしろい発想!ものすごく好きです!!
絵もめちゃくちゃ好き。

ネタバレになるので、何も説明しないのでぜひ読んでほしい。

 

 

元女神のブログ

 

 

www.moae.jp

 

人間となり、人間と結婚し、母となった泉の女神。順風満帆の人生を送っているように見えた彼女だったが、義理の父の何気ない一言がきっかけで、女神であったかつての自分と母となった現在の自分と、どちらが本当の自分なのか悩み始め——。  

 

泉の女神が引退して人間のお母さんになったという絵本のような設定。それだけでも読みたくなるのに、「神だった自分」と「今の人間の自分」という変化を、主人公がブログ形式で語っているのもおもしろい。

ダンジョン飯で有名な九井諒子先生の短編集ような不思議な世界観。あと素敵な夫婦でうらやましい限り…!

 

 

 

おもしろいじょうだん

 

www.moae.jp

 

合コンで出会った男についていくと、その男は部屋で「おもしろいじょうだんを言おううか?」と言い、彼女はその冗談にゾッとする…


話しが二転三転しておもしろい。最後の最後まで展開が読めなくてドキドキする。こういう言葉遊びが上手かったり、謎がある漫画は個人的にものすごくツボ。

 

 

twitter.com

 

 

 

リボルテック谷口

  

www.moae.jp

 

事故で死んだはずの女子高生こはるは、不思議な力によって人形としてよみがえる。登校初日からクラスの人気者となるが、彼女が戻ったことをうとましく思う生徒もおり……。

 

くだらなくてめっちゃ良い。漫画ってこういうありえないけど笑えるものが実現できるから素敵だと思う。
初めの方は主人公の人形の女の子に異質感をものすごく感じるんだけど、途中から愛おしさすら感じる。というか仲良い友達がいいやつすぎる。

 

twitter.com

 

 

自殺しちゃったともだち

 

www.moae.jp


 

中学の同級生が自殺した。そいつのことは嫌いだった。だから、悲しくはないはずなのに——。どうして涙が溢あふれて来るんだろうか——?

 

ものすごい共感できる部分がある。人間過ぎてしまったものとか終わってしまったものに対してものすごく美化するところがあると思う。わずか数十ページの間にものすごく考えさせられた作品。

 

 

 

モーニング・アフタヌーン・イブニングの新人賞はおもしろい

 

 

このサイトで公開されていた読み切りは「僕の変な彼女」や「コンプレックス・エイジ」など話題になったものも多い。

 

 

nlab.itmedia.co.jp

 

 

 

 

morning.moae.jp

 

 

 

読み切りってこんなおもしろいんだなって改めて思った。たったの数十ページで感情を揺さぶられるってやっぱり漫画描く人はすごい。

 

GWで暇な時間があったら、すぐに読めるのでモアイの読みきりを漁ってみると良いかもしれない。

 

www.moae.jp

 

 

 

その他のおすすめ記事


 

www.megaya.net

www.megaya.net

www.megaya.net

www.megaya.net

www.megaya.net

 

 

 


 

【ママチャリ日本一周】33日目:島根県は坂道ばかりで泣きそうになる


(ママチャリ日本一周の記事一覧)

 

www.megaya.net


 

(前日の記事)

 

www.megaya.net

 

 

 

 

島根県の益田市で起床

 

f:id:megaya0403:20161119181645j:plain

 

f:id:megaya0403:20161119181647j:plain


(前日に見た夕日はキレイだった)

 

 

清流日本一の高津川 自然の恵みにひたるナチュラル&エコな旅 | しまね観光ナビ

 

 

島根県の高津川付近の橋の下で起きる。高津川ってキレイな印象が残っていたけど、調べてみたら清流日本一にも選ばれたことがあるらしい。

 

 

 

 

 

 

f:id:megaya0403:20170427081508j:plain

 

 

 

朝ごはんは昨日買っておいたちゃんぽん麺とお惣菜。このちゃんぽん麺がだいたい安売りで20〜30円で売ってたんだけど、これ関東には売ってないのかな?どこの商品なのか知りたい。安くて美味くて最高だった。

 

 

ご飯を食べたあとに自転車の荷物を確認していたら、急におじさんに話しかけられた。

「おう!兄ちゃん今日はこれからどこ行くんや?」

と行った感じですごいナチュラルに声をかけられた。あれ?この人親戚のおじさんだっけ?って錯覚するほど自然だ。


そのおじさんに旅の経緯とか、この先どうするかなどを話していると、「この先にトライアルっちゅーめちゃくちゃ安いスーパーがあるから行ったほうがええ」と教えてもらった。うおお!貴重な情報!!

 

 

 

 

浜田市を目指す

 

 

f:id:megaya0403:20170427082208p:plain



今日は島根県の大田市というところが最終目標。とりあえずは今いる益田市から浜田市へと目指す。(画像参照)

さっきのおじさんに話を聞いたのだけど、今日はかなり坂道が多いらしい。ああ、朝から憂鬱になる。

 

走りだしてみるとおじさんの言うとおりすぐに坂道の連続だった。朝から魂が削り取られる思い。辛い。



 

 

f:id:megaya0403:20161119181648j:plain

 

スクモ塚古墳 - Wikipedia

 

 

坂道が多いけど天気が良いのは唯一の救いだ。

走っているとスクモ塚古墳というものがあった。このときは「ふーんただの山だなー」と思っていたけど、調べてみると文化遺産に選ばれている基調なものらしい。

まあそれ知って再度見に行ったとしても同じ感想になると思うけどね!

 

 

 

 

f:id:megaya0403:20161119181649j:plain

 

 

この日は本当にアップダウンが激しい道のりで嫌になるほど坂道が多かった。そして山道だったので、困ったことに飲み物を買うスーパーなどが全然見つからない。


やっとの思いで見つけたポプラというコンビニでポカリの900mlを160円で購入。貧乏旅としてはデパートなどで2リットルを安く買いたかったが仕方がない。


途中でお腹が空いたので、コンビニに寄ってお昼にしようかと思ったけど、朝のおじさんの顔がちらついてトライアルっていうスーパーに行くまでは我慢した。ありがたいけど、言葉の呪いでもある。

 

 

 

www.trial-net.co.jp

 

 
(写真撮り忘れてないのでツイートを拾ってきましたが、上記のようなお店です)

 

 

ようやく浜田市に着いたら、すぐにおじさんに教えてもらったトライアルを発見した。ふうよかった。

 

 

 

f:id:megaya0403:20161119181650j:plain

 

 

そんで色々と購入したけど本当に安かった。寿司とか半額になっているけど、元から100円とかだからね。食料だけじゃなくて衣服とかも売っていたけど全部安かった。

九州の方に多いらしく24時間営業しているところもかなりあるらしい。九州版のドンキホーテみたいなもんかな?


いやしかし寿司なんて久しぶりに食べるから興奮する。僕は寿司が一番好きな食べ物なんですよね。たまらない。
アジフライも半額で30円くらいで買えたのでお得すぎる。これは夜ご飯用に取っておこう。

 

おじさんに教えてもらえてよかったー!
トライアルたしかに最高だわ!

 

 

 

 

大田市をひたすら目指すが坂道が辛すぎる

 

昼ごはんに寿司を食べれてやる気がみなぎってきたので、再び走りだす。あとは目的地の太田市までひたする走るだけだ。



 

f:id:megaya0403:20161119181652j:plain

 

 

f:id:megaya0403:20161119181653j:plain

 

 

坂は厳しいのが連続で続くけど景色が良いのはテンションあがる。青い空、青い海、白い砂浜に若々しい緑、そして風車という最高のフォトジェニック。

キツイ坂登りきったときにこういうの見れると辛い思いが報われた気持になる。

 

 

 

 

f:id:megaya0403:20161119181654j:plain

 

 

 

地球がななめになっているんじゃないかと思うくらいひたすら坂を登る。山道に入ると虫も多いから本当にキツイ。

 

 

 

 

 

f:id:megaya0403:20161119181655j:plain

 

 

 

ひたすら坂道坂道の連続。
益田市〜太田市は8割くらい坂道を登って降りてを繰り返していた。

 

 

f:id:megaya0403:20161119181656j:plain

 

 

平坦な道がほとんどなくて、普通の道でもゆるーい坂がずっと続いている感じ。これ一回大きい坂があるより地味に辛い。無限にマラソンさせられているようなもの。

 

 


さらに大田市まで残り30kmってところは路肩がかなりせまくなりトンネルが続くかなり危険な道にだった。怖かった…
路肩狭い道でトラック通ると冗談じゃなくて死と隣り合わせなんだよね。一歩間違えたらトラックにふっ飛ばされる。マリオカートなら笑えるけど現実だからね。

 

そんな感じでこの日は押して

漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで押して漕いで

を繰り返してようやく大田市へ到着。

 

この日は久しぶりに100kmくらい走った。久しぶりに長距離走るとやっぱりキツイ!!今の自分の体力だと80kmくらいがちょうど良いのかもしれない。

 

 

 

うんこみたいなカレーを食べる

  

 

そんなこんなで太田市になんとか到着して、イオンに寄って夜ご飯を購入。そのあとにすぐに橋の下を見つけて寝床も確保できた。

 

 

 

f:id:megaya0403:20161119181658j:plain

 

 

カレーを買った!!
ずっと食べたいと思ってたんだけどなかな買う機会がなかった。イオンで激安で売っていたので見つけた瞬間に速攻で購入した。プライベートブランドに感謝!!


と喜びもつかの間で米がないことに気づいた。
なんでだよ!ずっと楽しみにしてたのに!!米がなければカレーじゃない!!


どうしようか…食べられるものは他に…
と探してみると、買っておいた食パンがあることに気づいた。

もしかしたら…食パンをちぎってカレーをかけて食べれば、それはもうすでにカレーライスと同義なのではないか?
いけるいける!これはカレーライスになれる資質がある。

さらに昼に買っておいたアジフライを添えればそれはカツカレーと言えるだろう。 

さらにさらに買ったエリンギを焼いて添えれば、夏野菜カレーに変貌するはずだ!

これは久しぶりに最高の夜飯になりそう!インスタに思わず上げたくなる料理を作ってやるぜ!!

 

 

 

 

f:id:megaya0403:20170427193257j:plain

 

 

うん…もう、う◯こだよね。
色味がもう完全にケツから出てきた感あるよね。野糞したって言っても信じるよね。

 

 

 

f:id:megaya0403:20170427193733j:plain

 

 

なんだろうこの地獄絵図。
すべてがマイナスに調和するというある意味で芸術。世界最強の茶色を決める大会がここで開催されるかの如く茶色い。

 

味はカレーだから美味い!!

 


 

 

   

 

 

 

 

 

自転車日本一周の残金

  

 

 

-----------------------------------------------

ポカリ900ml ¥168
太巻き寿司¥50
エビ巻¥149
あじフライ¥35
レタス¥30
ドレッシング¥18
ミニマヨネーズ¥65
カレー中辛¥68
食パン¥88
きゅうり3本¥60
エリンギ¥48
野菜炒め用の野菜セット¥78
缶のコーラ¥29
缶のお茶¥29
アクエリアス¥138

 

-----------------------------------------------

計1064円

-----------------------------------------------

 

 

 

残金:7万8041円
残日:60日

 

(残日は母に「3ヶ月以内に帰る」と約束したため、その残りの期日を記している)

 

 

 

-----------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

 

益田市(島根)~太田市 約60km

-----------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

 

 

その他のおすすめ記事

 

 

www.megaya.net

www.megaya.net

www.megaya.net

www.megaya.net

www.megaya.net

 

 

初めてバーに行って本を読んでいたら笑われた

f:id:megaya0403:20170426224321j:plain



二度とバーなんて行かない。

渋くてカッコイイ大人の嗜みと言えばバーだ。友人や女性をスマートにお店に連れていき「ここ行きつけなんだよね」とさらっと囁くことができる大人になりたかった。都会とは思えない静かな行きつけのお店を見つけて、マスターと渋い会話がしてみたかったんだ。



「マスター今日はバイオレンスラビリンスを頼むよ…」


マスター
「また女性の悩みでもあるんですか?」

「へへっ、マスターはなんでもお見通しだな」

マスター

「あなたがバイオレンスラビリンスを頼むときはそうですからね」


「またひとりの女を泣かせちまったよ。俺は誰も幸せにできないのかな?」

マスター
「そんなことは絶対にないと思いますよ」


「絶対?世の中に絶対なんてあるもんか!根拠がないだろ!気休めだ!!」

マスター
「ははは、だってあなたがお店に来て話してくれるだけで私は幸せですから」



「…ちっ、マスターには敵わないぜ」

 

こんな…こんな渋い会話がしてみたい…!一回で良いからバーで女子もしびれるような会話がしたい。あと「あちらのお客様からですよ」って行って近くに座っている女の子にお酒おごってみたかった。

しかしそれももう叶わぬ夢。僕はバーというものはトラウマがある。3年前にバーに行って笑われてから二度と行きたくなくなった。
 

東京に引っ越してきたとき、「お気に入りのバーに通いたい」という欲求が尋常じゃなかった。田舎から東京に引っ越してきた僕はバーというものを桃源郷のような場所だと思っていた。

ただ地元の友人を誘って「おい!バー行こうぜ!」なんて恥ずかしくて口が裂けても言えない。言ったとしても「バー…?あー!バーバー坂本のこと?」って地元にある床屋の話しされるのがオチなのは目に見えている。もしくはバーバリアン1号2号の話をされるのが相場だ。

当時働いていた会社にもバーに行くようなオシャレな人なんていなくて「サイゼリヤ最高!!」みたいな人が多かったのであてにできない。いやサイゼリヤは最高なんだけどね。今はバーに行きたい。

 

周りに誰も行きそうな人がいなかったので、いっそ一人でバーに行ってみることにした。というかその方がカッコイイ気がしてきた。もしかしたら他のお客さんとも交流があるかもしれない。むしろそんな体験がバーっぽい。
 

ただ新宿や六本木のような都心のバーに行くのは怖かった。「おいおい酒の種類もわからねーようなbabyがきたぜ?俺のバーをケツにぶち込んでやろうか!HAHAHA!」なんて言われるかもしれないからだ。都会怖い。

都内の中心部から少し離れた場所にするために、一人暮らししている最寄り駅から少し離れたお店に行ってみることにした。最寄り駅だとなんとなく気恥ずかしさあるしね。



ということで仕事帰りに意を決してお店に入ってみた。(入るときに緊張しすぎて、初めて18禁のレンタルビデオコーナーに入る中学生のように何度もお店の前をうろうろした)

地下にあるお店なので階段を下って店内に入る。入り口の扉を開けるとそこには僕が夢見た光景が広がっていた。カウンターにはマスターと女性のバーテンダーが立っている。

テーブル席にカップルが一組と、カウンターにはイケイケのちゃらそうなお兄さんと強面の中年が2人座っていた。どうやらカウンターの2人は常連らしく女性のバーテンダーと仲良く話している。

これだよ…僕が求めていたのはこの世界なんだ…
甲子園に初めて行った野球少年が如く感動して思わず叫びたくなった。しかし、ここはバーだ。大人の振る舞いをしなくては。

慣れている空気をだしつつ、カウンターの一番奥に座る。カウンターにいた怖い二人組とも離れた場所に座れたし安心だ。

ここまでは完璧だ。立派にバーデビュー出来ている。このまま注文もそつなくこなしてマスターとの甘いトークタイムへと洒落込もう。

 

お腹も軽く空いていたし、軽く腹にたまるものを注文しようと思った。しかしここから一気にバーの厳しさを知ることになった。

僕はいつもチェーン店の安い居酒屋にしか行かないので考えていなかったが、バーのメニューには写真など一切使われていなかった。当たり前だが文字面だけで何のドリンクなのか、どんな料理なのかを判断しなくてはいけない。

しかも僕は普段ビールとハイボールくらいしか飲まない。カクテルなんてほとんど飲んだことないので、飲み物のメニューを見ても何ひとつわからない。
ロゼとかメアリーとかミモザとかアレキサンダーとか見てもまったくわからない。どこの外国人だよ。これ注文したら僕の横にアレキサンダーって名前の外人が座る仕組みじゃないよね?もしかしたら助っ人外国人の可能性もあるよね。ライトで打率2割前半だけど本塁打多いタイプ。


料理も絵が書いてないからまったくわからない。お腹空いてるからなにか食べたいけど、そもそもどれがお腹が膨らむ料理なのかわからない。ピーナッツとかクラッカー食べてもしょうがないし、マリネって何だっけ?ってレベルに混乱している。

僕がメニューを見て延々と迷っていると、マスターが僕に「なにか注文されますか?」と笑顔で聞いてくれた。
これがマスターの優しさか…と一瞬思ったが逆にそれがプレッシャーになった。早く決めなくては。

本当であれば「何がおすすめですか?」と聞けば良いものを僕は当時その行為がかっこ悪いものだと思っていた。とにかくスマートに決めなくてはいけないということで頭がいっぱいだった

困った僕は目についた知っている飲み物と知っている料理を頼むことにした。

「じゃあビールとステーキをお願いします」

なぜその2つになったのか今でもわからないが、とにかく僕はその2つが目に入ったので頼んだ。脊髄がビールとステーキを反射で選んだ。

 

料理の注文を終えて、ビールが運ばれてきて口にするとようやく少し落ち着いてきた。周りをキョロキョロするとかっこ悪いと思ったので、バーカウンターの奥に並べられたお酒のラベルを見ていた。

へー色んなお酒があるんだなーと思って数分眺めていた。しばらくぼーっとしていて気づいた。
…あれ?バーって何するの?

 


手持ち無沙汰どころの話しではない。もうやることがないのだ。イメージだとお酒を注文したらマスターと話して〜ってイメージだったんだけど、そもそもマスターと話すキッカケってないの?ギャルゲーだったら「マスターに話しかける」ってコマンド出そうだけど、あれって一言目なんて話しかけてるの?よくよく考えたらコミュ力高くない?

そこからまた数分ほどお酒のラベルを眺めながるしかなかった。しかしこのままじゃダメだと、意を決してマスターに話しかけてみることにした。

「さっきビール頼んだですけどオススメのカクテルって何ですか?」
「このお店って何の料理が美味しいんですか?」
「今日は天気が良いですね」

 

頭の中で話題を選別する。なんでも良いんだ。とにかく話しかけよう。思考を巡らせた結果、オススメのカクテルを聞くことにした。これならバーの質問として自然だし、そのまま会話に移行できる可能性もある。

心臓の高鳴りと大量の手汗をかきながら、意を決して話しかけようと視線をマスターに向けた。

「マ…」

「マスター」と言いかけて僕の唇は微動だにしなくなった。
身体が動かない。あれ?「マスター」って口にするのめちゃくちゃ恥ずかしくない?

ドラマとか映画でしか見たことない存在だったら、芝居のセリフを口にするような気恥ずかしさがある。
そもそも「おいおい現代でマスターって呼ぶやついねーだろ?大阪万博の頃の話しだぜ?」とか嘲笑されたらどうしようという不安もある。

結局僕はそのあとも話しかけるとことができずに、ただただお酒のラベルを眺めることに徹した。初対面で気まずいときにペットボトルの成分表示を眺めて時間をつぶすのと同じだ。

 


しばらく待っていると予想以上にでかいステーキが運ばれてきた。なんかどんどんバーっぽさからかけ離れていく気がする。美味そうなのでテンションは上がるが。
まあとりあえずひとまず食べよう。

専門店でないので期待していなかったが思ったより柔らかい。デミグラス風のソースもいつも食べているようなにんにくのものと違って美味い。これは米が欲しくなるな。が、今日はビールだ。ステーキ、ビール、ステーキ、ビール…贅沢の大行進だなぁ。
う〜ん、これだけでかいと他のメニューも気になるなぁ。どれどれ、他のお客は何を食べているのかな…

うん、これもうただの孤独のグルメだ。一人で知らないお店入って一人で心の中で感想つぶやく最近多いグルメ漫画と一緒だ。 

肉とビールを交互に口に入れているだけで、状況は変わらずやることがない。地下なのでポケットwifiの電波も繋がりにくいし、マスターに話しかける勇気がなかったので、もう少し酔ってからにしようと思っていた。

やることがなかったので、しかたなくいつも通勤電車で読んでいる小説をカバンから取り出して読むことにした。行儀悪いと思うかもしれないが食べながら小説を読むのは僕のクセだった。今はやらなくなったが数年前はよくやっていたのだ。だからこの行為は僕の日常では普通の行為なのだ。

小説を読みながら飲食していると気持ちが落ち着く。心のやすらぎを感じながらグラスに手をつけると、ビールが空になっていることに気づいた。

次は何を頼もうかな…あっそれこそマスターにオススメのカクテルを聞けばいいのか!
小説がちょうど佳境の場面だったのでキリの良いところまで読んでからマスターに聞いてみよう。

そう思って続きを読んでいると、横から視線を感じた。初めは無視していたが長いこと視線を感じたので、そっちに目を向けるとカウンターに座っているちゃらいお兄さんが僕を見ていた。そして視線が会った瞬間に、ねっとりとした嫌な笑みを浮かべた。

 

僕がすぐに目を背けると、そのちゃらい兄さんは僕に聞こえるか聞こえないかの音量で、女性のバーテンダーにささやいた。

 

「バー来て本読んでるぜ、あいつ」 

 

もうね、このときの僕の恥ずかしさと言ったら想像を絶するものがあった。顔が熱くなり汗が滝のようにでてきて、アルコールなどすべてぬける思いだった。怒りとかは一切なかった。「バーに来て本読む人なんていないんだ」と初めて知ったからだ。バーの常識がそうなんだと思った。ただただ恥ずかしい。バーテンダーの女性にも笑われている気がして顔をあげることができない。


ただここで本を読むのを辞めたら、「おいおい読むのやめちゃったよw」と追撃されるに決まっているので動くことも出来ない。

 

そうだお酒を頼もう。ここで帰ったらさらにバカにされそうだし、まだマスターと一言も話していない。せめて一言話したら帰ろう…


そう考えていると、マスターがそのちゃらいお兄さんに近づいていった。そして小声でその男に忠告した。

「話すのが目的じゃないお客さんもいますよ。過ごしかたは自由です」

 

いやいやいや!カッコイイけども!!
だけど違う違う!!僕は話したいんだよ!!!

 

もう無理だ。完全にすべての進路はたたれた。「話さない人」というレッテルを貼られてしまった。完全にロック。カテナチオだ。これはもう崩せない。


本読んでるだけで笑われるしマスターと話す術もないし帰ろう。僕はビールとステーキを食べただけで、3000円近くの高い夜ご飯代を払った。帰り際にちゃらいお兄さんの後ろを通ったが、顔は見なかった。またあの嫌な笑い方をしていることが想像できたからだ。

 

 

家の最寄り駅に着いたときに、心にぽっかり穴が空いたような気持ちになった。魂が抜けたように意気消沈した。

よし今日は飲もう。酔って寝よう。お酒が傷を癒やしてくれる。

 

そして僕は緑と赤の看板のルネッサンス絵画が飾られたお店に足を踏み入れ、ワインを頼み、ピザを注文し、読みかけの小説を開いてホッと一息ついた。

 

サイゼリヤ最高!!!!

 

 

 

 

 

その他のおすすめ記事

 

 

www.megaya.net

 

 

www.megaya.net

 

 

www.megaya.net

 

 

www.megaya.net

 

 

www.megaya.net

 

 

 

 

公式web漫画サイトまとめ

 

僕はweb漫画というものがすごく好きだ。一昔前は新都社といったまとめサイトや、ウェブコミックランキングと言ったランキングサイトが中心だったように思うが、今は各会社がサイトを持っていて雑誌のようになっている。


ジャンプ、マガジン、サンデーなどの有名雑誌も続々とweb漫画をやり始め、単行本化はもちろんアニメ化するのすら当たり前のようになっている。また、Twitterで人気がでたちょっとした漫画がそのまま連載につながるケースも多々ある。というか、今はそれが普通になっている。

ということで、そんな多くなってきている公式のweb漫画サイトをメモ的に書いておこうと思った。ようは自分用にメモとして書いて置くだけである。

ちなみに上の方にあるものほど僕がよく読むやつ。あと気まぐれでコメントつけている。


 

 

公式web漫画サイトまとめ

 

 

裏サンデー

 

urasunday.com

 

初めは宣伝費を一切使わないという売り文句でやっていた気がする。「このサイトいつか潰れるんじゃないか?」と思っていたが、気がつけばかなり面白い漫画が集まるサイトになっていた。

アニメ化もしたモブサイコ100シンドバッドの冒険などを始め、爬虫類の飼い方を学べる秘密のレプタイルズや、カバディを主題にした灼熱カバディなど題材が尖った漫画が多い。


 

ガンガンONLINE

 

 

www.ganganonline.com

 

 

 

ばらかもん私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い月刊少女野崎くんなどアニメ化作品が多数ある。正直、本誌のガンガンよりおもしろい作品が多いんじゃないのかって疑惑すらある。
個人的には一番初めに成功した公式のweb漫画サイトだと思っている。


個人的にはハレのちグゥの作者が描いているゆうべはお楽しみでしたねがめちゃくちゃ好きです。

 

 

 

となりのヤングジャンプ

 

www.tonarinoyj.jp

 

 

ワンパンマンが載っているサイト。個人的に呼んでいる漫画が一番多い気がする。おもしろいものが多い。

web漫画の中でも僕が一番好きなひゃくにちかんというほのぼの漫画が掲載されているので、ぜひ読んで欲しい。社畜と幽霊というギャグ漫画もおもしろい。

 

 

ジャンププラス

 

 

shonenjumpplus.com

 

 

大正義ジャンプ先生。
ワンピースとかドラゴンボールとかも一日一話ずつ公開している。

悪魔のメムメムという漫画が異様にTwitterなどで人気がある。僕も大好きです。

あとSKET DANCEを描いていた人の彼方のアストラや、ピューと吹くジャガーでお馴染みの臼田先生が描いているフードファイタータベルなども連載されている。

 

 

Champion タップ!

 

tap.akitashoten.co.jp

 

 

魔法少女サイトベルリンは鐘という漫画が好きすぎる。他も良い漫画あるけどこの2つの漫画が連載辞めたらサイト見なくなる。それくらい好き。

 

 

 

やわらかスピリッツ

 

 

yawaspi.com

 

 

ほのぼの系や学園モノが多い。
その中でも最近はバイオレンスアクションがかなりおもしろい。殺し屋の話しなんだけど内容はほのぼの&シリアスというすごいバランスで成り立っている。他にないタイプの漫画。

 

 

くらげバンチ

 

www.kurage-bunch.com

 

 

お前はまだグンマを知らないやニートの兄弟の働かないふたりなどちょっと変わった漫画多い。宇宙戦艦ティラミスもかなりおもしろい。


個人的には少女終末旅行という荒廃した世界を2人の少女が旅する漫画がものすごく好き。

 

 

まんがライフWIN


mangalifewin.takeshobo.co.jp

 

 

竹書房がやっているサイト。有名なクソ漫画であるポプテピピックが掲載されているサイト。ネットであそこまで人気ある作品てすごいよなぁ…!

 

 




pixivコミック

 

 

comic.pixiv.net



pixivで有名になった作品がここで連載になるパターンがあるので、他にない作品が読める。
また他の公式webサイトの漫画もここに載っているので、とりあえず迷ったらこのサイトを見れるば良いかもしれない。

 

モアイ


www.moae.jp

 

 

モーニング、アフタヌーン、イブニングが合同でやっているサイトで新連載の漫画の1話が見れる。

このサイトのおもしろいのは月例賞などの新人の読み切りの漫画が読めるところ。たまにとんでもなくおもしろい読み切りがあって感動するときがある。

 

 

 

 

トーチweb

 

www.to-ti.in

 


サイトを始めた頃は「赤字収益をサイトに掲載する」と言った強気のスタイルでやってたんだけど途中からやらなくなった。黒字になったのだろうか。


スペシャル
って漫画がめっちゃ好き。

 

 

WEBコミック ぜにょん

 

 

www.zenyon.jp

 

ほのぼの系が多いと見せかけてなぜか下ネタ系の漫画が必ず1つか2つはいっている。なぜなのか。

 

 

ツイ4

 

 

sai-zen-sen.jp

 


4コマだけを掲載しているサイト。星海社がやっている。バックナンバーが読みづらいのが難点。

妄想テレパシートモちゃんは女の子がおもしろい。

 

 

アルファポリス - 電網浮遊都市 -

 

Web漫画 | アルファポリス - 電網浮遊都市 -



ラノベのコミカライズが中心なので、異世界転生ものが異常に多いサイト。そういったものが好きならばドハマリすると思う。

 

 

 

コミックポラリス

 

comic-polaris.jp

 

 

コミックメテオ

 

comic-meteor.jp

 

 

コミックポラリスと運営元がおそらく同じなのでひとまとめ。おもしろい漫画あるんだけど異常に更新頻度が低かったりするのが玉に瑕。

 

 

 

 

 

 

ヤングエースUP

 

 

web-ace.jp


 

 

蜘蛛ですが、なにか?という漫画が異常におもしろい

 



コミックNewtype

 

 

comic.webnewtype.com

 

 

女子高生の無駄づかいってギャグ漫画がかなり笑える。もっと人気でてほしい。あと大学生がだらだらと家で話すだけのだんしんちって漫画も好き。

 

 

 

 

ComicWalker

 

 

comic-walker.com

 


KADOKAWAの漫画が集まっているサイト。涼宮ハルヒちゃんの憂鬱を見るためだけにたまに見ているサイト。

 

 

 

 

Yahoo!ブックストア

 

 

bookstore.yahoo.co.jp

 

 

LINEマンガ

 

manga.line.me

 

 

上のyahooのやつもそうだけど、有名な漫画が無料で読めるけど最後まで読めないし、普通に漫画喫茶とかで読んだ方がいいと思う。

 

 

 

ふんわりジャンプ

 

www.funwarijump.jp

 

 

ほのぼの系やエッセイ漫画が多い。Twitterで有名になったり、新都社で書いてる作家が多い気がする。
言ったよきいちゃん!アンバンナブルというギャグ漫画がおもしろい。

 

 

 

マンガボックス

 

www.mangabox.me

 

 

 

4ページマンガ最前線

 

sai-zen-sen.jp

 

 

 

サンデーうぇぶり

 

www.sunday-webry.com



クラブサンデーってサイトが終わってこのサイトになったっぽい。クラブサンデーは多分だけど公式web漫画サイトの先駆け的な存在だったと思う。


リイドカフェ

 

leedcafe.com

 

 

チャンピオンクロス

 

chancro.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず自分がEver noteにメモで書いてあったサイトをわーっとブログに転載してみた。こうみるとけっこうあるな。まだまだいっぱいあると思うけど、自分がたまに見るのは上記で上げたサイト。

いやーしかし便利になった反面、時間がめちゃくちゃ吸い取られる。またおもしろいサイト見つけたら更新するかも。

 

 

 

 

その他のおすすめ記事

 

 

 

www.megaya.net

www.megaya.net

www.megaya.net

www.megaya.net

www.megaya.net

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕とロボ子とPontaカードと

一人暮らしを始めたばかりの頃にスーパーがどこにあるのかわからなくて、夜ご飯はよくローソンを利用していた。

 

そのローソンには黒髪を後ろで結った銀フレームの眼鏡をかけた女の子が働いていた。学園ものの漫画にでてくる委員長みたいな堅い雰囲気の女の子だ。まだあどけなさも残っている容姿からおそらく高校生なのだろうと予想していた。


そんな店員である彼女は見た目通り生真面目なようで、どんな客が来ようとも必ず会計前に、

 

「Pontaカードをお作りしましょうか?」

 

と聞いていた。引っ越してきてから3ヶ月が経ち、ほぼ毎日コンビニに行っている僕にも毎回聞いてくる。
「いや、今は大丈夫です」とそのたびに答える。もはや当たり前のやり取りになっていたので、その返答は反射的に口からすべりおちる。そこに感情はなく呼吸をするような当たり前の作業だ。慣れというのは恐ろしい。

 

おそらくマニュアル人間ってやつなのだろう。教えられた通りのことしか出来ない、やらない、余計なことはしない。最近はそういった人が増えているらしい。

「自発的には動かず指示されたことしかやらないなんてロボットですよ!今の若者はロボットと一緒ですよ!!


人気の辛口コメンテーターが朝のニュースでそう揶揄していた。そのニュースを見たときに、「確かにロボットみたいだな」とコンビニの店員を思い出した。そのニュースを見ながら彼女のことをに心の中で「ロボ子」と勝手に命名した。


ロボ子は仕事をきっちりと完璧にこなしていた。レジも早いし、商品を並べるのも手際よく作業している。

仕事ができるロボ子だが欠点もあった。それは接客業なのに、笑顔を少しも出さないということだ。淡々と商品のバーコードを読み取り、淡々と商品を袋につめ、淡々とPontaカードを作るかどうか聞いてくる。仕事としては100点かもしれないが、接客としては半人前といった感じだ。

 

彼女を見ていると、我ながらいいあだ名をつけたなと自分自身に感心する。それほど彼女はロボットのように感情をあまりださないようにみえた。

 

 

僕は勝手にロボ子が印象に残っているだけで、彼女は店員で僕は客なので何も関係性がなかった。ただコンビニで商品を買って会計をしてもらうだけだ。


しかし、そんな何もないと思っていた中でひとつの事件が起きた。

ロボ子がショートした。予想外のことが起きて、彼女が対応しきれない事態が起きたのだ。

 

夜21時くらいに僕がローソンに行くと、ロボ子がてきぱきとレジ近くの栄養ドリンクの棚を整理していた。

お客は僕の他にペンキのシミがついた作業着姿の男と、40代くらいの主婦と幼稚園くらいのその娘がいた。

 

僕はいつものようにコーラとチョコレートを選んでレジに行こうとしたが、先に作業着の男がカゴをレジ前に置いたので、僕はその後ろに並んだ。

 

ロボ子はそれに気がついてレジに行こうとした。しかしその瞬間、作業着の男は、
「おい、ねーちゃん時間ないから早くレジやってくれよ」
と声を荒げた。時間がなかったのか男はイライラとしている様子だった。

 
その言葉に動揺したのかわからないが、ロボ子は持っていた栄養ドリンクの小瓶をひとつ床に落としてしまった。パリンと小さな音が聞こえ、地面に落ちた瓶の割れ目から液体がみるみるうちに広がっていく。

 

ロボ子は床を拭こうと思いポケットからダスターを取り出したが、レジに男がいることを思い出し、どっちを優先すべきか考えているようで直立で固まってしまった。

 

「ちょっと!!
危ないからはやく床をふいてちょうだいよ!子どもがいるのよ?」

 

瓶が割れる音を聞きつけてきたのか、スウェットを着た主婦が横から口を出してきた。そのうえ作業着の男も「早くしろよ!」とロボ子を睨みながら刺すように言った。

 

ロボ子は床と主婦とレジ前の男を見渡して固まっていた。目が潤んでいるようにも見えた。

 

そのいたたまれない状況を見て僕が耐えられなくなった。ロボ子からダスターを奪いとり「僕が拭いておくのでレジやってください」と声をかけた。

 

なにが起きたのかわからないという表情を彼女は見せたが、ハッと何かに気づき抑揚のない声で「ありがとうございます」と僕に伝え、いつもの無表情でレジに歩き出した。

 

無事に作業着の男と親子の対応を終えて、割れた栄養ドリンクの瓶を片付け床を拭いた。そしてようやく僕の会計の番になった。

 

彼女はいつも通りなにごともなく淡々とレジをこなし、僕もなにかを期待していたわけじゃなかったのでいつも通り料金を払った。

僕がコンビニ袋に手をかけ、扉の方に向かおうとすると「あ」とロボ子がちいさく声をあげた。
「なんだろう?」と思って声に耳を傾けると彼女は無機質な言葉を並べた。


 

「申し訳ありません。一点確認を忘れていました。お客様、Pontaカードはお作りになられますか?」

 

この状況でそれを言うのか。天変地異が起きてもこの子は同じことを言うかもしれない。そう一瞬考えたが、僕も3ヶ月同じことを言われ続けていたのでそれよりも反射的に答えが口から漏れ出ていた。

 

「いや、今は大丈夫です」


 
そのやり取りをしたあとロボ子と目があって数秒経ったのち、僕らは合図もなく同時に笑った。お互い見たことはある関係だが、今までは接点がまったくなかった。点と点がつながる瞬間というのはこういうものなのだろう。些細なことだ。

彼女は笑うとどこにでもいる普通の高校生だった。「今の若者はロボットと一緒ですよ!」と言っていたコメンテーターにもこの表情を見せてやりたいと思った。


それからというもの僕がコンビニに行ったときに、彼女とは他愛もない世間話をするようになった。他のお客さんがいるときは僕に話しかけてこないというルールが彼女の中ではあるようで、そこはマニュアル通りというか彼女らしさがあった。

今日は天気がよかった、新商品が美味しかった、仕事が大変だった、高校の勉強が難しい…お互いの素性のことはほとんど聞かずに、店員と客という一線を超えずに一言二言の会話をするだけだ。いつでもその関係性を変えることができる目に見えない切り取り線が僕らの間にはあるようだった。

ただ、レジでは今まで通り彼女とは一切会話をしない。おそらく「作業中はお客と話さない」というものが脳内にインプットされているのだろう。
 

ただときどきであるが、商品を袋に詰めて「Pontaカードをお作りしましょうか?」 と言った後に、イタズラをする子どものように彼女がニヤニヤと笑っていることがある。

僕はいつも通り「いや、今は大丈夫です」と答えると、彼女は満足そうに笑みをこぼして僕に軽く会釈をする。そのあとまた無表情に戻ってレジを打っている。そんな姿を見ていると自分だけが特別な気がして、帰り道は思わず頬が緩んでしまう日もあった。

 

そんな関係が一ヶ月近く続いていつしか僕もそのコンビニに行くのか楽しみになっていた。 

彼女のことは「可愛い」とは思ったが、彼女に抱く感情は異性としてではなく親戚の子供のそれに近いものがあった。正確にはそう思い込もうとしていた。彼女は高校生であり、僕は大人だ。その関係を超えてはならないという理性がそこには存在した。

 


環境の変化というものはいつだって突然やってくるものである。変わらないものはない。そんな当たり前のことを僕は思い知ることになる。

その日は午後から天気が悪く今にも空が泣き出しそうな雰囲気だった。いつものローソンにお客がいないことを確認して店内に入る。

 

ロボ子がレジから僕の顔を確認したが、なにやら曇った表情を見せた。こんなことは初めてだった。

彼女は僕に笑顔を見せてくれるようにはなったが、それ以外の表情を見せることはなかった。初めて彼女の暗い顔をみて僕は何かを察知し、口の中が乾くのを感じた。

 

彼女は僕の近くにきたが何も言わずに下を向いていた。僕は何もいわずに商品を見ているフリをして彼女の言葉を待った。

お客もいない狭い空間に陽気なBGMが流れているが、2人の間には重苦しい空気が漂っていた。

 
決心をしたように顔をあげ、彼女は静かに淡々と言葉を紡いだ。

 

「来週の水曜日に大阪に引っ越すことになりました。月曜日が、最後の出勤になります。」

 

言い終えると彼女は無表情なまま僕を見上げた。まるでなにかを待っているような眼差しであった。一点の曇りもないその目に僕は怖気づきそうにもなったくらいであった。

頭の中で様々ことが逡巡した。

初めてみたときの印象、彼女を助けたこと、あどけない笑顔、そして目の前の彼女の目…

 

僕の頭を様々な言葉が駆け巡っては消えていき、残ったのは「彼女は高校である」という言い訳だけであった。
「そう、なんだ」と一言吐き出すのが精一杯だった。

 

彼女はそれを聞いても微動だにしなかった。ただ目には諦めのような悲しい感情が現れた。彼女はそのまま何も言わずに踵を返してレジに戻った。

 

僕はその場に立ち尽くしてしまった。自分がだした言葉に「本当にそれでも良いのか?」と何度も頭が警報を鳴らしていたが動くことができなかった。

自動ドアが開き他のお客が入ってきたことにより、僕はハッとした。入ってきた中年のサラリーマンが僕に怪訝な表情を向けた。僕はコンビニに来ていることを思いだしたが、何を買ったのか良いのかわからず、家で飲んだことなどないのにビールとおつまみを持ってレジに向かった。


ロボ子も僕も何も言わずに淡々と会計は終わった。ロボ子もいつものあのセリフは口にしなかった。 

僕は袋を持って扉に向かって歩きはじめた。ガラスの自動ドアに写った目を押さえる彼女を見ないようにして外に出た。

 

雨の中を傘もささずに自宅に戻り、風呂に入って買物をしたビニール袋を眺める。

中身を取り出しビールを一口飲んでみたが、まったく味がしなかった。味のしないビールを一気に飲み干しベッドに横たわると、なにかが欠けたのが自分でもわかった。

なぜあのときなんでも良いから客と店員という間柄を壊す言葉でてこなかったのか。理性という言い訳が僕の心を支配する。
彼女は若い。僕のような人間と一緒になるわけにはいかない。だけどこの感情の行き場はどこにもなかった。

涙すらでてこないぽっかりと空いた心で何も考えることができず、その日は目をつむりただただ眠りがくるのを待った。

 

 

 

月曜日の夜に僕は自分にケジメをつけようと彼女のいるローソンに行くことにした。決心はできた。コンビニに近づくにつれて胃がキリキリと痛むのを感じた。


しかしお店の前に立ったときに何か違和感を感じた。お店に入ってみるとレジには見たことがない大学生らしき女の子が立っていた。彼女の姿がそこにはなかった。

 

僕は店内をキョロキョロと見渡し、銀フレームの眼鏡をかけた彼女の姿がないのか必死に探した。途中から自分でも気づいていたが彼女はどこにもいなかった。


いつものようにコーラとチョコレートを持って、 レジに行って話を聞いてみると、「今日が最終出勤日であったが、引っ越しの準備が忙しくなりこれなくなった」ということを聞いた。

 

そうか、あのときが最後だったのか。客と店員という線を切り取るのはあの瞬間しかなかったのだ。もう何もない。彼女と僕の間には本当に何もなくなってしまった。

 

僕はうつむいたまま買物を終えて店を出ようと袋に手をかけた。「あ!」と店員が小さな声をあげた。

 

「申し訳ありません。ひとつ確認わすれていました。Pontaカードはお作りしますか?」

 

僕はセリフを聞いて、「いや、今は大丈夫です」と口からでそうになるのを飲み込んだ。カードを作ろうと思った。もう二度と忘れないために。

僕は静かに頷いてPontaカードを受け取り、大事なものを扱うようにそっと財布にしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大切なものは自分がしらないうちになくなるかもしれません。





 

 

 

 

 

 

あなたの大切なものはなんですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 


あなたがその大切なものを失くしてしまわないように、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちはあなたの大切な毎日をお預かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの毎日を忘れないようにするために。

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの生活に大切な一枚を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:megaya0403:20170415204538j:plain




>>>>>>いますぐ登録!!<<<<<<<

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※この記事はローソン及びPontaカードと一切関係がありません

 

 

 

 

 

その他のおすすめ記事

 

 

www.megaya.net

 

 

www.megaya.net

 

 

www.megaya.net

 

 

www.megaya.net