今年も友達ができなかった。
大人になって仕事仲間って出来るけど友達って本当にできない。友達ってどうやって作るんだっけ?ってたまに思う。
どうでも良い話しは置いておいて、今年ブログ以外で書いた記事をまとめて数えてみたら思ったよりも多かった。
ライターとしてはまだまだかもしれないけど、副業としてはそこそこ書けた方だと思う。忙しくてかなり辛い時期もあったけど…
いやしかし、仕事がもらえるというのはありがたい話しである。当然であるが会社は早退したり中抜けしたりものすごく迷惑かけた…本当に申し訳ない……
ほとんどがデイリーポータルZで書いた記事だけれど、こうやって数えてみると1週間に1本くらいのペースで書いてたんだなーと思う。
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デイリーポータルZ:29本
価格.comマガジン:10本
それどこ:1本
SUUMOタウン:2本
SUUMOジャーナル:2本
SCRAP(リアル脱出ゲーム):2本
SPOT:2本
地下アイドルまとめブログ:6本
KOBIT:1本
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合計→55本
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ということで自分的に好きな記事と、バズった記事をまとめようと思う。
今年思ったのはやっぱりデイリーポータルZみたいな人気ある媒体の力ってすげーなってこと。自分のブログに書いてもマジでなんもバズらない。ブログ書いても土殴ってるみたいに反応ないからね。
あとどうでも良い話だけど「タイトルに奇数の数字を入れた方が良い」ということをこの記事で初めて意識してやってみた。
バズったと自分でいえる記事(はてブ500以上 or Twitter1000以上 or Facebook 1000イイね以上)
初1000はてブ!!!
URLが変わったので、リンク先のシェア数とかはすべて消えてしまったんだけど初めてこの記事で自信満々にバズったと言える。会った人に「この記事読みましたよ」と言ってもらえる機会も多くて「ああ、本当にバズったんだな」と感動した。
これにでてくれている吉岡さんには、このあと2本デイリーポータルZに出てもらったんだけど、どっちも良い記事になったし評判もよかった。こういうの気軽にでてくれる人いるとものすごく助かる…知り合い少ないからありがてぇ…
何よりも吉岡さんは男女誰が見ても嫌味のない顔立ちなので、どの記事にも合うのですごく頼みやすい。
これは本当に驚いた。自分の好きなもの書くだけでこんなに共感されるのか…!
ただこれに関しては「バズらせてやったぜ…!」って慢心することは一切なく「ゆかりってやっぱり人気あるんだなー」くらいの傍観者的な感情しか出なかった。
バズって嬉しいに変わりはないけど、商店街のガラガラ回したら温泉旅行の大当たりが出たみたいな感覚。
でもこの記事のおかげてイベントやってもらったり、ゆかりの同人誌を出せたりして、楽しかった。来年はまた別の形でゆかりの記事書きたい。むしろ三島食品から仕事もらって記事書けるようになったら、ライターとしては一つのゴールだと思っている。
パワポカラオケを実際にやってみてドスベリした記事。本当に今でも思い返すと胃が痛くなる。人生でも確実にトップ3に入るスベリ方だった。そのおかげで記事はおもしろくなったけどライターじゃなかったらただの痛いやつだ。ライターって失敗も記事に出来るから得だよね。
僕の記事ってFacebookのイイね数が以上に低いのだけど、これはすごく良かった。ビジネスマンにかなりウケてたみたい。
パワポカラオケって実際にやってもめちゃくちゃおもしろいから、一回行ってみるとハマる人もいると思う。年明けもやるらしいのでイベント行ってみてね。
これは「バズるだろうな」と思って書いたら予想どおりになった記事。
やっぱり自分が昔から気になった事柄って共感や議論を生みやすいんだなと再認識した。ローカルネタっておもしろいよね。これのアンケートの回答が本当におもしろくて一人で爆笑してた。
そこそこな記事(はてブ200以上 or Twitter500以上 or Facebook 500イイね以上)
これ自分の中でもかなり好きな記事。書いてて楽しかった。「女の子×マニアック」って良いよね。共感してもらえる声も多くてうれしかった。吉岡さん本当に何でもやってくれるなぁ。
これもこんなに共感されると思わなかった。もっと「炊飯器が汚くなるからやめた方が良いですよ」とか「貧乏臭い」みたいなこと言われると思ったけど、「やってみたい」という声が多くて安心した。
実際これどれやってもある程度おいしくなるんでおすすめ。100~300円で得られる幸福。
もっと読まれてほしかったなー!!!!
企画的にはかなり斬新なものだったんじゃないかなーと思う。内容は言えないけどぜひ読んでほしい。
今年最後に書いた記事。とにかく楽しかったけど、その70倍恥ずかしかった。またこういう企画はやりたい。
これも個人的にはすごく好き。
これに出てくれた人がミステル・カカオさんっていう覆面レスラーの方で、会う前はプロレスラーってことでビビっていた。だけど企画始まったらなんでもやってくれるノリの良い人で、テレビCMに出たときの裏話なんかも聞けて最高だった。
やっぱり何かを成し遂げたり、努力を積み重ねた人生を歩んでる人っていうのは人間が出来ているんだなーと感じた。
個人的に好き / もっと読まれてほしかった記事
「麻雀のプロとドンジャラで対戦する」って高校生くらいに考えたことがあって、それをようやく実現できた記事。麻雀のプロとして来てもらった水口美香さんがマジで美人でビビった。
なによりも久しぶりのドンジャラが普通に楽しかった。
「路上ライブしている人に声をかけてみる」っていう突撃系の企画でかなり緊張した。
色んな人に話し聞くと人生ってドラマがあるなーと感心する。つまらない人生の人って一人もいないと思う。他人の人生って誰が見ても「普通」ってことはないと思う。みんなおもしろい。
この記事がキッカケで「おもしろい企画」は導入部分で内容は「タメになる」って技法があることに気づいた。普通は当たり前にみんな知っていることなんだろうけど、自分の中ではかなり価値のある学び。
THEくだらない記事書きたくて書いた。個人的には満足。
THEくだらない記事 その2。URL変わってシェア数が消滅した。
はてブでけっこうボロクソ言われた記事。基本的には炎上しないように心がけているので、初めてボコボコに言われたのでかなりヘコんだ。でも今思い返せば企画自体も楽しかったから良いかな。(ヘコむからはてブのコメントを二度と見ることはない)
自分の中のベスト3
1位
ちょっとしたレトリックもあって、これは仕掛け自体がすごく好き。
2位
文章に力を入れてみた。書いててめっちゃ疲れたけど楽しかった。やっぱり兄弟ネタって楽しい。というか本当に兄弟が好きだ。
3位
読み返したらオチがすごくキレイだった。イベントの紹介しつつ自分の失敗談も入っていて良い記事。
その他の記事は↑を見てみてください。
今年は去年より記事が読まれるようになってよかった
去年は本当にシェア数が伸びなくて「デイリーポータルZこのままだとクビになるんじゃないか…」と不安になったけど、今年は少しは貢献できてよかった。
何よりもゆかりの記事がデイリーポータルZのベスト30に選ばれたのはめちゃくちゃうれしかった。一つの目標だったから感無量。
ただデイリーポータルZの他の人が強すぎて全然勝てない。正直どうやったら越えられるのかわからなくて腹立つくらいすごい。
(今年の中で一番好きなワンシーン)
あとものすごい単純なことだけど、手間をかければ記事はある程度おもしろくなるということが今年はわかった。
例えば複数人で集まるような記事は、手間はかかるけどSNSなどで知らない人を募集してやった方がおもしろくなる場合もある。やっぱり知らない人で集まると計算外のことが起きたり、意外な発展があったりして良い。ドキュメンタリーはやっぱりおもしろい。
それに事前準備や事前交渉とか、ちょっとした手間を惜しむか惜しまないかは重要だなと思った。怠惰なのはやっぱりだめだ。
(弟のデート記事はまさにドキュメンタリーっぽいやつが書きたかった)
あと僕が大事にしたいのって「リアル感」だと思った。オモコロの記事は芸人が作るプロのコントっぽい笑いなんだけど、デイリーポータルZの場合は失敗も含めて詳細に書くドキュメンタリーっぽいおもしろさがあるんだなーと一人で納得した。
どっちが上とか下とかじゃなくてサイトのカラーがあっておもしろい。自分はデイリーポータルZっぽい書き方の方が合っているのかもしれないと今年気づいた。というかデイリーポータルZのライター陣の書き方に憧れているというのが大きい。大北さんとか西村さんとか安藤さんとか。
(こういう集まる記事もよく書くけど、プライベートで飲みに行くとか一切ない)
僕が記事を書く理由は3つあって、ひとつは良いものを伝えたかったり紹介したかったりすること、ふたつ目は単純に書くのがおもしろいこと、みっつ目はワイワイやっている人たちには負けたくないという負のエネルギーがあることだ。
僕は仕事仲間は少しずつ出来ているけどとにかく友達と呼べる人がいない。だからリアルが楽しそうにしている人たちには負けたくないという負のエネルギーが根底にある。それを来年も糧にしたい。
来年の抱負とか
ふりかけのゆかりが好きなので初心者用に入門本を作りました。種類や食べ方などを載せています。明日の #ウェブメディアびっくりセール で出します。8ページしかないので100円くらいで売ろうかと思っています。もしくはゆかりと物々交換してほしいです。あとは三島食品に怒られないかだけが心配です。 pic.twitter.com/PWVcMc9mvS
— megaya (@megaya0403) 2017年11月17日
(ゆかりの同人誌も来年はもっとページ数増やしたい)
記事はそれなりに数書いたつもりだけど、
知名度があまりにも低すぎる
え?お前誰?って状態だから良い記事をもっと書いて「ああ、〇〇の人ね」って言われるようにしなきゃいけない。広大なインターネットをこれでは勝ち残っていけない。webっておもしろい人多すぎて焦る。
(文章上手くなりたいから、こういう会話のフォーマットをなるべく今年の後半は書かないようにしたけど、やっぱり読みやすいし書きやすい。ついこの形に頼ってしまう)
あと文章力は来年の課題。「おもしろい企画」ももちろんそうだけど「おもしろい言い回し」が書けるようになりたいし、何よりも「語彙力」がなさすぎる。(この文章見てもらってもわかるように「めちゃくちゃ」とか「すごく」とか抽象的すぎる)
自分なりに記事書くごとに少しずつ意識して変えているんだけど、あんまり成果は見られていない。まだ自分のフォーマットが見つかっていない気がする。
来年はただ書くだけじゃなくて、きちっとデータを可視化したり、webマーケティングも勉強していきたい。そこら辺強くならないと「なんとなくおもしろいと思うからバズると思います」という感じで提案するだけで、何も残らないまま歳だけとっていくことになる。文化祭の高校生の提案レベルを一生続けることになる…!
あとはエンジニア関係の能力はもっと活かしていきたい。
(2017年の始めに書いた目標。達成できたの2~3個だと思う。恥ずかしくて自分では記事見れない)
あと今年は一年の初めに「毎日記事を書きます」みたいな誓いを立てたんだけど、バキバキに心が折れた。文章書くのが嫌になった。やっぱり自分が書きたくないこと書いてもストレスになるだけなんだと思った。
記事量産してアクセス数増やすのも一つの道だけど、それは向いてないと思った。文章書くのが好きなんじゃなくて、企画を考えて実行するのが好きなんだと思う。裏方向きなのかもしれない。
正直言って記事に自分の写真が載ってなくても、記事がおもしろければ良いかなって最近思い始めてきた。
来年からライター業の日数を増やします
portal.nifty.com
(今年一番ひどかった記事。読まないでください。自戒のために貼ります)
来年からは週3でエンジニアをやって、それ以外の日はライターなどの個人活動にあてるようにした。
今年仕事がそこそこもらえたので、調子にのってライター活動にもっと力を入れようと思った。今いる会社がもっっっっっっっっのすごく良い会社で週3で働く形でも良いという話しになったので、エンジニアを続けつつ今よりもっと自由に動ける。
あとどうでも良いことなんだけど、文章が上手く書けるわけじゃないので「ライター」って名乗るのを避けていたんだけど、それじゃ仕事として失礼だし責任逃れだなって思ったのでちゃんと名乗ることにした。
(兄弟の記事も来年はまた書きたい)
来年に向けていくつか新しい媒体で記事も書いていくかもしれないので、よかったら2018年も読んでください。バズるバズらないももちろん大切なんだけど、2018年はもっと人に喜ばれる記事が書きたい。
ということで関係各所のみなさま、お仕事お待ちしております。
E-Mail: tomoya.anpan.0403@gmail.com
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