megayaのブログ

おもしろいと思ったことを書きます。デイリーポータルZでも記事を書いてます。

オリエント工業40周年記念展「今と昔の愛人形」に行ってきた

 

ラブドール」というものをご存知だろうか?健全なる紳士諸君ならご存知の人も多いかもしれないが、今この記事を見ている気品ある淑女のみなさんは知らないかもしれない。

ひらたく言ってしまえば、男の性欲を満たすための人形。ダッチワイフだ。ダッチワイフと聞くと拒絶反応が出て読むのを辞めてしまう人もいるかもしれないが、今日は下ネタを話したいわけじゃない。落ち着いて聞いてほしい。

 

 

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ラブドールと言えば「オリエント工業」という会社が最大手で、1977年からの老舗で今年40周年を迎えた。それを記念して、先週までオリエント工業40周年記念展「今と昔の愛人形」 という展示が開催されていた。

しかもこの記念展が僕の会社から徒歩10分以内にあるということを知ったので、会社のお昼休みに行ってきた。

 

この展示会に行く前はやはり「ラブドール」というものに多少バカにしていのような節が僕にもあったが、180度考えが変わった。ただの性欲を満たすためだけの人形ではなかった。もはや芸術だ。というか記念展がおもしろすぎて、定期的に開催してほしいくらいだ。

ラブドールの精巧さにも驚いたし、オリエント工業のサービス精神が溢れる挑戦的な展示が多かった。おっ◯いワインとか神社とか…!!

 

ということで、今日はそんなオリエント工業がやっていた40周年の展示会にいってきたレポを書こうと思う。

 

 

オリエント工業40周年記念展「今と昔の愛人形」に行ってきた

 

 

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場所は渋谷の文化村のすぐ横のビル。開場の時間ぴったりに行ったのにすでに行列ができていた。こんなにラブドールに興味ある人がいるのか…!!

 

 

 

 

 

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20分ほど並んでようやく中に入れたが、外よりさらに大人数がいて驚いた。びっくりしたのは女性も多いということだ。

 

 

 

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うわーーーー!ラブドールだーーーー!!!
初めて実物見た!!!!

 

 

 

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もう360度どこをラブドールの世界がそこには広がっている。会場は100人入ればいっぱいになるくらいの狭さだが、フロアの面積以上に濃い内容が詰まっていることがパッとみただけでもわかる。

 

みんなで囲んでラブドールの写真を撮るというなんとも非日常的な空間だった。女性もおばさんもおじさんも、外国人も誰も彼もが写真を撮っていた。

普段だったらまずありえないが、ここではみんながラブドールに夢中なのだ。いかにこの空間が異常なのかがわかると思う。

 

 

 

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展示ではラブドールの歴史なども飾ってある。一番最初に販売されたのは「微笑(ほほえみ)」という商品には手も足もなく顔と胴体のみだったらしい。

 

 

 

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いや、怖すぎるわ!!

こんなん夢にでてくるわ。お父さんが押し入れに隠してたら絶縁するくらいトラウマになるわ。

 

 

 

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1990年代になると一気に進化して、だいぶ人間に近づいてくる。それでもやっぱり人形は人形なんだよなぁ…

 

 

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しかし、2000年代に突入するとラブドールは一気に進化を遂げる。もう人形と人間の境が曖昧になってきた。

 

実物の進化を見てもらうともっとわかりやすいと思う。 

 

 

 

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こちらが1982年に発売された「面影」。やっぱり怖い。瞳孔が開きすぎているし、うっすら大久保佳代子に似ている。

 

 

 

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そしてこちらが最新の「アンジェ」シリーズ。もう見た目はほぼ人だよ。近づかないと絶対にわからないよ。そして見た目も大久保佳代子から石原さとみレベルまで大幅グレードアップ。

 

 

 

不気味の谷という現象を知っているだろうか?人型ロボットなど人間を模して作られたものに対して、人は好印象を覚えやすいが、あるところまで似てくるとそれが一気に「嫌悪感」に変わる。そしてその嫌悪感を超えてさらに人間に似てくると、再び親近感を覚えるという現象である。

人間に近いものを見たときに「何か気持ち悪いな…」という印象を覚えたことがある人がいたら、それが不気味の谷現象だ。

 

 

 

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オリエント工業のラブドールはもはや不気味の谷を越えたと言ってしまっても良いのではないかと思った。

おそらく2000年代中頃のラブドールには嫌悪感を抱く人も多かったはずだが、現在のものには抱かないと思う。ここからもっと進化すると思うと逆に怖くなるな…あと30年もしたら、外で歩いているのがロボットなのか人なのかわからなくなりそう…

 

 

 

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展示会の奥の方に行くと、前衛的すぎてついていけないような作品もかざってあった。未来すぎて世界観がわからない。しかもこれ売り物で230万円する。僕が悪の秘密結社のボスだったら買っていたかもしれない。

 

 

 

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自由にラブドールに触れるコーナーもあり、みんな寄ってたかって触っていた。人形と言えど周りに人がいる状態でおっ◯いを触るという状況は、一体何のプレイをやらされてるのだろうと思った。

 

 

 

 

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あとすごかったのはおっ◯いから白ワインを出す人形がいたことだ。左胸を揉むと右乳クビから白ワインが出てくるという謎仕様。

しかも揉んでる間に「あーもっと揉んで♡」と音声までついてくる。全員が爆笑しながらワイン呑んでた。異常すぎる光景。笑いが止まらなかった。

 

 

 

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神社なんかもあったりして、あれに指をあれしてお願いごとをするというもの。

 

 

 

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やるときには中指にザックと題してあれをつけて汚れないようにあれするという徹底っぷり。こだわりようがすごい。そしてこの神社にも老若男女問わずに大勢が並んでいた。エロは時として神をも超える。

 

 

 

オリエント工業の展示会はめちゃくちゃおもしろかった

 

 

今までネットとかテレビでなんとなく見たことあるものだったけど、実際に見てみるとその完成度の高さに驚いた。そして展示会でのオリエント工業のサービス精神にも感服した。あんなに全員が笑っていた展示会も珍しい。

それから来ている人も様々で、男性はもちろんのこと、イケイケのギャルや、ベンツに乗っていそうな貴婦人、モデル雑誌にでてきそうな外人集団なんかもいて、展示会の注目度の高さが伺えた。

自分的にも今まで行ったことのある展示会で一番おもしろかった。エロいとかそういうことでなく、純粋に楽しかった。普段触れられないような世界を知れたり、歴史を垣間見れる良い機会だった。

 

大切なことは、性処理だけが目的の単なる「ダッチワイフ」ではなく、人と相対し関わり合いを持つことができる「ラブドール」を創ることでした。

リアルラブドール オリエント工業|会社情報

 

オリエント工業が作っているものはダッチワイフではなく、ラブドールという唯一無二の存在なのだとわかった。人に理解されないものを作っていようとも、そこに意思があるのであれば、世の中にはその意思は伝わる。展示会を通してオリエント工業のすごさがわかった。

 

 

 

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最後に不安なので一つだけ言わせておいてもらいたいのだけれど、この展示会を機に僕がラブドールにハマってしまい、「これ俺の彼女なんだ!」と言ってラブドールの写真を見せてきたとしても、笑顔で「カワイイね!!」と言って冷静に対応してください。見ないふりをするのも時には優しさになります。

 

  

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