megayaのブログ

自由に書いてます。エンジニア系のこともたまに。仕事でライターとエンジニアやっています

【自転車(ママチャリ)日本一周】15日目:高知の難所「七子峠」の坂道がつらすぎる…!!


今日は種崎千松公園で起床

 (前日の日記)

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昨日は猫が夜うるさくて多少しんどかった
その上途中で雨が降ってきたので、屋根付きの場所にテント移動するの大変だった

 

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昨日の夜に引き続き、今日も小雨が降っているので微妙にテンション下がる
なんか今日は幸先悪い気がするな、、、

今日はこの公園から桂浜が近いらしいので行ってみることに。
桂浜といえば、坂本龍馬の銅像が立っている龍馬ゆかりの地らしい
「日本の夜明けは近いぜよ」的なセリフしか知らねーけどとりあえず行こう
これが高卒で大学中退の知識の限界ぜよ
 
 
 
 

 

 

桂浜に向かう

 

小雨が本当にうっとおしかったがとにかく進む
桂浜に行くためには、どうやら浦戸大橋という橋を渡らなければならないらしい
種崎千松公園からは浦戸大橋は近かった
なんか桂浜まですぐに着きそうだな!
龍馬さんすぐに行きます!!!
 
って思ってたらこの橋が鬼門だった、、、
 
写真を見てもらえればわかると思うが、オレンジの部分が歩道である
人が一人分歩けるかどうかくらいの幅しかない
しかも無駄にすげー坂道
そしてこの橋の距離が長い、、、全長1.5kmくらいあるらしい
 
 

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荷物を積んでるぼくの自転車では横幅があるので、本当に慎重に漕がないと、道路に投げ出されて車に轢かれる
橋の上だからやばいくらい風も強いし、雨も降ってるから視界も最悪
デッドオアデッド
 
結局途中から危なすぎて自転車降りて押していくことにしたんだけど、自転車を歩道に載せなきゃいけないから、自分は車道を歩くしかなかった。どっちにしろ怖い

道幅が狭いからちょっとフラッと左右に揺れたら、クラクション鳴らされる始末。
桂浜の道のりが遠い、僕の夜明けは遠いみたいです
というか浦戸大橋って自転車で渡るとこじゃねーのかもな、、、
 
そんな橋を必死に走って、必死に乗り越えた
龍馬さん、僕やりましたよ!
 
 
 

桂浜に到着

 
 
 

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桂浜に到着!!
早朝だと言うのに団体の観光客とかいて、やっぱり人気あるんだなーと感じる
とりあえず坂本龍馬の銅像を拝む

 
 
 
 
 
 
 

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銅像と桂浜見たらなんか感想出るかなと思ったけど、

「日本の夜明けは近いぜよ」

銅像見ても知識なさすぎてやっぱりこれしか出てこねーよ
 

 

 

 

 

謎の「めがやくん撮影会」が始まる

 

 

砂浜をブラブラと歩いたり、海に座ってぼーっとしてみたりした
桂浜の地に降り立てば「日本の夜明けは近いぜよ」以外の感想が出てくるかもしれない。

そう思って海辺でボーッとしてると、3人組のおじいちゃんに話しかられた。
「一人で旅行か?」と聞かれ、「日本一周中なんぜよ」と答えると、色々と話を聞かれた。
どうやらおじいちゃんたちは、ハトバスツアー的なので来ているらしい
 
話しているとけっこう盛り上がって、一人また一人とわらわらとおじいちゃん軍団が集まってきた。
 
「え?この子、日本一周してるの?」
「すごいね!頑張って」

いつのまにか10人以上のおじいちゃんに囲まえれて質問ぜめ。僕、聖徳太子じゃないんで一人づつ質問してください、、、
右を見ても左を見てもおじいちゃんだらけ。
僕がおじいちゃん恐怖症の人間だったら速攻で倒れてるいるレベル。せめておばあちゃんいてくれ。 
 
最初はよかったものの、おじいちゃんの増殖が始まり、疲弊していた僕に一人のおじいちゃんが、
 
「せっかくだから写真を撮ろうよ」
 
と言われた。
「集合写真を1枚撮ってこれで解放される!!!」と思い、「いいですよ」と答える。

しかし僕の予想に反して、「めがやくん写真撮影会 in 桂浜」が開催された
なぜかおじいちゃんの3人のグループ5組くらいと順番に、海をバックにして写真を撮ることになっていた。
しかも写真を撮る前のグループは、キチンと列に並んで待ってるという徹底ぶり。
え?全員で一斉に集合写真的に撮るんじゃなくて?なんで写真撮ったあともみんなこっち見て笑ってるの?何の辱め?
近くを歩いているカップルが近づいてきて、
「有名人だった?」
「いや、全然知らない人だった」
と言われる始末。僕も自分が何者なのか知りたいです。

そんでさらに一番意味わかんなかったのが、
 
「そこに立って龍馬みたいなポーズとって写真撮らせてよ」
 
と言われ、ラストに僕が腕組して立ってるところをおじいちゃん軍団がカメラで写すという謎グラビア撮影会。
なにこれ、マジでなんの罰ゲームなの?テレビのドッキリかなんかの仕込みなの?
このあと貝殻の水着を着せられるパターンじゃないよね?
 
そんな感じで、龍馬ポーズで写真を撮ったら満足したのか、それとも「わしらは、なんであんな分けのわからない気持ち悪い男を写真に納めてるんだ?」と洗脳が解けるさながら気づいたのか、一斉に散っていった。

龍馬さん、日本の夜明けは近いぜよ

 

寿司とお遍路のおじいちゃん

 
とりあえず桂浜を出てからは方向と人生に迷いながらも、海沿いをひたすら走った


 

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海沿いを走ってたと思ってたら今度は山の風景に。
景色が変わりまくって面白い
 
 
 
 

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それにしても雨はやまない、フードを被って走るから視界も狭いし怖い
体調がここ最近よくない気がして、家からもってきていた風邪薬を飲んでいた。飲まないと不安なんだ。
 
走っていて、お腹が空いてきたのでお昼にすることに。
そういやTwitterで高知にきたら、スーパーのでもいいから、寿司は食ったほうが良いと言われたのを思い出す。
よし食ってみよう!!
そう思い、地元のスーパーというか、商店街によくあるなんでも売ってるコンビニっぽいお店があったので、そこで寿司を購入

 

 

 

 

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確かにうまい!!
なんか米の感じが関東よりもっちりしてる感じがする
久しぶりの贅沢品はたまらなく美味!!!
というか個人経営の店だから手つくりっぽい感じですごい良い!!
 
 
 
寿司を食べていると、お遍路の格好をしたおじいちゃんに話しかけられた
お遍路さんとは四国の寺院などを88箇所歩いて巡る人を指す言葉で、歩いて回ると願いが叶うとか、一生健康でいられるとか
 

  

下の画像みたいな感じがお遍路さんの格好

 

 

http://www.ehimekintetsu.co.jp/group/images/illust-henro.gif
 
 
そのおじいちゃんの話を聞くと、2ヵ月くらいでゆっくりと1400kmを歩くらしく、人生最後のチャレンジで何かしたいと思い、挑戦したとのこと。
見た目的に年齢は50くらいかと思って、話を聞いたら余裕で60超えていた。ひぇー

すげぇ、、、この年でこんなにチャレンジ精神に溢れてるのが本当にすごい
やっぱり何か始めるのとかって年齢関係ないんだな。

そんでおじいちゃんと少し話して、やる気がかなり出た
おじいちゃんと握手をがっちりして出発。
今回はおじいちゃんが増えることなくてよかった。
 
 

難関「七子峠」

 
 
ひたすら走っていると、目の前に坂道が見えた

 
 

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峠まで6kmか、ふーんそっかと思っていたら、ここがまあ地獄だった
こっからひたすら坂道
箱根の山以来であるクッソ長い坂道
 
でもここは登りきろう!と決め、ひたすら必死にこぐ
かなり漕いで、必死に漕いで、、
死ぬほど漕いで、、、

よっしゃ!!!大分進んだだろ!!!!
なんか今日はやる気あるしすぐに頂上着きそうだな!!!

と思って、さっきと同じ距離が書いてある看板が見えて来た。
看板を見て愕然とした。
七子峠まであと「4km」、、、

その看板を見た時に心が折れそうになった。
こんなに登ったのにまだあと4kmって、、、
半分も進んでないんかい。
 
けど、今回は登りきりたいという気持ちが非常に強かった。
さっき会ったお遍路さんのおじいちゃんに会って話を聞いたからか、すごいやる気が出ていた。
なんとしても登りきるぞ。
何度も何度も心が折れたけど、ゆっくりと進んで、時々休んで必死に漕いだ
 
 
 
3km、、、
 
 

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2km、、、1km、、、必死に必死に漕いでどんどんと進んでいった
途中何回も諦めようかと思った
けど、必死になってガムシャラにやっていればいつかは終りがくるはず!!
そう信じて必死に漕ぐ

 
 
 
 

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頂上到着!!!!!
頂上に着いた時に思わず両手を天にあげてガッツポーズした
そのくらい嬉しかった!!(ただ写真が真っ暗で感動が伝わらないが残念)
 
登りきった時の充実感はすごかった
本当に嬉しかった
旅が始まってまだ半月しかたってないけど、自分の中で着実に少しづつ成長できているのを感じた。頑張ってよかった。
 
登り切った時の風景は本当に最高!!!
靄がかかって神秘的だったのが、今でも印象的で感動したのを覚えている。
 
 

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四万十川が横で流れて心地良い、三堰キャンプ場へ

 
 
七子峠を登り切ったので、あとは坂を思いっきり下るだけだから、気持ちよく走りぬけた。
途中でアンパンマンのやなせたかしさんの絵を見つつ(最初パクリの絵かと思った)
 
 

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四万十町に到着し、公道を走りぬけ
 
 
 
 

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そこから10kmほど離れた三堰キャンプ場に到達。
四万十川がすぐに近くに流れて気持ちが良い
僕の地元は海の方なので川がほとんどない。だから、川の流れをしばらく見てるだけも楽しい。
癒されるなー

 

 

 

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雨が降っていて、キャンプ厳しいかなーと思ったけど、屋根付きの場所もあって無事に寝れそう。

 
 
 

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ヘリに座って川を見ながら、商店街で買ったパンを食べて、ゆったりと食事。
そして今日は坂を登り切った充実感と、川の心地よい音を聞きながらゆっくりと就寝した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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高知県 種崎千松公園キャンプ場(高知市)〜 三堰キャンプ場(四万十市)

約 70km

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この日は本当に自分でも頑張ったなーと思える日だった
日本一周を通して、少しづつ成長していってる感がこの時はすごいあった。
 
 
あと来年あたりに「めがやくん写真撮影会 in 桂浜」の第2回目を開催したいと思います。
応募方法はおってご連絡いたします。
料金はおそらく一人1万5千円くらいになると思います。
(交通費・宿泊費は別。女性は僕と同じ部屋の場合のみ無料になります)
2ショット写真あり、握手ありの激安ツアーです!!!!
お楽しみに!!!!!
 
 
 

 

四国八十八ヶ所クルマ巡礼 ドライブお遍路

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