廃墟の目の前で起床。
昨日は父から電話がかかってきて泣いたこともあり、目が少し野暮ったいような感じがする。
昨日は橋の下などに寝れそうな場所が見つからず、大通りからすこし外れた廃墟のような建物の前で寝ていた。
廃墟の前は多少恐怖を感じたもののすぐ寝れた。ももうどこでも寝れるようになっていた。
さて、今日はいよいよ四国に突入！
父からの電話でやる気はみなぎっていたので気合を入れて出発
今日はこのまま止まらず四国行きのフェリーまで行くぜ！
よっしゃ走るぜーーーーーー！！！
快調に飛ばす僕を唯一止められるもの
走り出して30分後、もう本当に順調に進んでいた
よーし
順調だ！！
俺を止めるものは何もないぜ
世界が止まって見えるくらい快速だぜ！！！！！
止めれるものなら俺を止めてみろってんだ！！！！！！
モハメド・アリだろうが、タイガージェットシンだろうが、ノストラダムスが予言した魔王だろうが、誰にも俺は止められないぜ！！！！！
このまま突っ走るぜーーーーーーーー！！！
ん？
今なんか見えたな、、、
気のせいかな、、、
ちょっと戻って見ようかな、、、
ええ？？？
こ、、、これは、、、、
もうね、すぐに自転車をおりましたよ。
モハメド・アリだろうが、タイガージェットシンだろうが、ノストラダムスが予言した魔王にも僕を止めるのは不可能でしたよ。
でも100円のカレーライスだけは僕の足を止めますよ、当然ですよ。
そんですぐに入店しましたよ
夢ぞのに入店
時間も早かったけど中に入るとそこそこ人が入っていた。
外を見ても思ったけど、どうやらタクシードライバーや、トラックの運転手などのいきつけのお店のようだった
100円で毎朝カレー食えれば得だわなー。
そんですぐに注文
美味い！！
家庭のカレーって感じで本当においしい。
量が少ないとか、野菜がまったく入ってないとか、そういうの想像してたけど全然違う！なにこれ最高やん！！
これ2杯食べても、松屋とか吉野家のカレーより量が多いし、お腹いっぱいになる
しかも夜の0:00~11:00まで朝カレー100円って、ほぼ半日だからすごいよな
たこ焼きも100円で売ってたりして、「この店売り上げ大丈夫なのか、、、」とこっちが心配になってしまう料金設定
いやーうまかった
魔王より強いカレーを食し、再度出発
朝カレーのパワーも快調に続き、今日の第一の目的地である「宇野港」到着！！
フェリーに乗り込む！！
いよいよ本州からの脱出！！！
まだ2週間もたってないけど、思えば遠くにきたもんだなー
しみじみ思っていると、フェリーの時間が近いらしく急いでチケットを購入しすぐに移動
自転車があるので、自転車を中に入れるために車と並走して船に乗り込む
車の中からめっちゃ指さされてる気がするけど、気にしたら負け！！！
そんで自転車を止め、いざ甲板へ
さらば本州！！！！
見よ
僕を祝福するかのようなフェリーからの景色を！！
どんより
って言葉がここまで似合う天気はあるんでしょうか？
なんか先行きが不安になる天気だ、、、
宇野港から香川までのほんの1時間弱の船旅
そんでフェリーに乗ったからにはやっぱり中を探検しなくては！
そんで中を少し歩いていると、、、
えええええええええええええええええ！！！！！！！！！！！！
風呂がついてるがな！！！！！！！！！！！！！！！！
船員の方に聞くとサービスで無料で入れるらしい！！
えー！！最高すぎる！！！
そんなのすぐ入りますよ
もちろんこんな短い船旅で入る人もおらず貸切！！！！
最高やで、ほんまに！！！
よくよく考えたら、箱根で一回入って以来だから8日ふりくらいの風呂だった
ほんまに気持ちええ！！
最近は公園の水道での水浴びばっかだったからな、、、
フェリーの景色とか探検とかそっちのけで、風呂にずっと入ってましたよ
フェリーの中ではずっと風呂に入ってゆっくりとし、
いよいよ、、、、、
四国突入
おおおおおおおおおおおおおおお
テンションあがるーーーーー
やっぱり本州とはまた違うテンションの上がり具合
思ってたより都会だ！！
四国ってすげー田舎だと思ってた
すぐに事件が発生する、、、
そんでとりあえず駅前を観光しようと思い、おみやげ屋とかを見て回る
途中で芋けんぴの試食を見つけて、脇目も振らずに頬ぼりまくる
店員に見られている気がするが気にしない
もうそれはハムスターが頬にひまわりの種を溜めるごとく頬ばる
芋けんぴを食いまくって、満足し、四国の地を踏み始める
新しい旅がはじまるぜ！！！
そんで、とりあえずの目的は充電ができるマックに行くこと
軽快に走りだし、
大通りを抜け、
商店街を抜け、
15分くらいゆったりと走ったところで、信号が赤になったので、立ち止まる
今どの辺りだろ？
と思った時にものすごい違和感を感じた
あれ？
何かが足りない、、、
なんか、、、軽い、、、、、
リュックサックがない！！！！
いつも背負ってるリュックサックがない！！！！！！！
やべぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
どこだ、、、どこで落としたんだ
船か？まさか本州に置き忘れてきたか、、、
やばいやばいやばい
もう、この時ほど冷や汗が止まらない時はなかった
やめられない、とめられないでお馴染みの、カルビーのかっぱえびせんくらい汗が止まらない
あばばばばばばばばばっばばばっば
正直財布も入ってるし、 やばばばばば
とにかくもう全力で戻るしかなかった
もうひたすら走った、正直半泣き
そして駅前に着いた僕はフェリー乗り場に行き、フェリーの方にカバンの落とし物がないか確認
しかし、フェリーの受付の人にも「ない」と言われ見つからず
駅前をフラフラしても見つからず
正直あきらめかけた
現金はほとんどもう一個のカバンに入っているからなんとかなるか、、、
そう考えた時にあることを思い出した
あっ、もう一ヶ所行ったところがある！！
そうだ！芋けんぴの試食だ！！
芋けんぴを頬張ったあそこだ！！
僕は急いで、芋けんぴのところに行った
ああああああああったーーーーーー！！！！！！
芋けんぴの前にかばんがそのまんま置いてあるーーー
奇跡！！
もう嬉しくてね
嬉しくて嬉しくて芋けんぴの中心で愛を叫ぶ勢い
まあ小汚いカバンだったから誰も持ってかなったのかもな
とりあえずいもけんぴの前でめっちゃはしゃいで、カバンの中身を確認した
何もなくなってない、、、
本当によかった、、、、
安心して出発しようと思った時にあることを思った
僕はここには2度とこないだろう
周りの目も気にせず僕は芋けんぴをわしづかみし、脱兎のごとく店を後にした
そして再び走り出す
本当によかった、、、、
うどん県に来たんだから、うどんを食べよう
先ほど通った商店街を抜けたあと、行列を見かけた
ちょうどお昼時だし、せっかくうどん県に来たのだから行ってみよう
ということで、並んで入ってみることに
うどん屋だから回転率も高いっぽくてすぐに入店できた
店内に入ると、おばちゃんにいきなり
「ちくわと卵は？」
と聞かれわからなかったので、とりあえず「両方！」と反射的に回答した
どうやらうどんを注文する前に、揚げ物の注文を先にとっておくシステムらしい
常連客ならさっきの問いの時に、他の揚げ物も頼むのだろう
メニューを見てみると値段がくそ安い
そしてここはセルフらしい
うーん面白いな、、、初めてだ
そんでいざ実食
うどんはこしがあって旨い！！
そしてなにより汁がうまい、、、
なにこの絶妙な味、、、さすがうどん県
何より卵がうますぎ！！
卵の揚げ物って初めて食べたけどこんなにうまいとは、、、
そとサクサクで卵の中身は半熟、なんだこの究極生物
本当に旨かった
汁まで飲み干してごちそうさまでした
他の揚げ物も食べてみたいし、うどんももっと食べたかったなー
大満足で店内を後にした
そして、目的であった充電できるマックへ行って、四国の攻略ルートを決めた
そんでこの日は、走ってさぬき市付近まで到着
コインランドリー行って洗濯をし、良い感じの廃墟を見つけたのでそこで今日は就寝した
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岡山県 備前市 ~ 香川県 さぬき市
約 120km(フェリー含む)
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香川県にはもう一回行ってみたいですね
うどんが本当に美味しかった記憶が強烈に残ってます
食べあるきしたいですね！
ただし芋けんぴ！！
おめーの試食だけは2度としてやんねーからな！！！！！
